ある転職先の話 面接

もう30年以上前のドキュメンタリーなので時効だろう・・と思い書きます😶

私は高卒で就職した会社で「長いものには巻かれる必要も時にはあるよ」・・と諭してくれた上司の言葉を振り切り、「100人中99人が違うと言っても正しいと思う事は言い続けます」と、つっぱしった若い正義を振りかざして退職し、少々人に疲れていました。

そこで今度は少ない人数の会社に行こう!と、考え 5人ほどの不動産会社へ面接の連絡をいれました。

何となく電話をとった女の人がてんぱっていたような気がしましたが気にせず、指定された時間に意気揚揚と出かけました。

前の会社はオフィス街、スーツ姿のサラリーマンが闊歩していました。

・・が、今回は歓楽街にある雑居ビルに会社があります。昼ですがお酒の匂いが漂うような、目をあわせてはいけないような方々が闊歩されていましたが、そこも気にせず、ビルのエレベーターへ乗り込みました。

案内された応接セットにすわり待っていると、ガタイがよく゛いかにもその筋゛といった感じの社長がやってきて、履歴書よりも私の顔を長く見て       「採用!いつから来れる?」と即決されました。フツーのOLなら、怖くてその場では断れず、帰宅後電話で断る・・

など何とかしようと思うような事態でしょうが・・いや、それまでに神様が用意してくれた引き返しポイントのどこかで先に行く事はなかったと思いますが

私は「何だか面白そう」と、意気揚々と帰っていきました。

そして、あとに待ち受ける普通のOLでは経験しない数々の驚き体験をする事になります。


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