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ローカルな畑で体験したこと

こんにちは。

久々にnoteを開いたら、約2年前の2022年3月頃下書きに入れたままの記事を発見!

2年前に書いたことを見返すのは恥ずかしさもありますが、
その時に感じたことを残しておこうと思い、そのままご紹介したいと思います。

以下、2022年3月頃の記事です。。。



今回はインターンのことを少しまとめたいなと思います。

1月下旬から約2カ月半関わっていた大人の農業体験プログラム「イートローカル探検隊 援農部」が先日最終日を迎えました。
このプログラムは、農業や畑での作業に興味がある大人の方10名が、参加者として毎週農家さんへお手伝いに行き、食卓の裏側を探るプログラムです。私もこのプログラムの運営スタッフとして一緒に畑に通い続けました。
参加者の方は、バックグラウンドも年代に層もばらばら。会社勤めの方、学校の先生、大学生など個性豊かな方々ばかりでした。


お天気のいい日の畑は気持ちいい!



今回援農体験を受け入れていただいたのは、ハウスでのイチゴ栽培、東京ウド、他にも様々な野菜を作っている国分寺中村農園さん。
イチゴの収穫、トマトの収穫、ネギの収穫、人参の収穫など色々な援農作業を体験しました。


中でも印象的だったのは、野菜の包装と畑の片付けの作業。農家さんの仕事はただ野菜を収穫して終わりではありません。それをキレイに洗ったり、枯葉をとったり整えて、グラム量り、袋に詰める。収穫後も山ほど作業があります。

例えばネギの荷造り作業。まず抜いたら枯葉の処理。泥付き出荷ができないものは機械での皮むき。そして500gずつ量って袋にしまう。ネギだけでも多くの工程がありました。
収穫が終わった後の作物の片付け作業では、カブとブロッコリーの片付けを手伝いました。土まみれになりながら全ての作物を抜いて枯葉を搔き集める。ブロッコリーは残った枝を包丁で刻みながら引っこ抜いていく。野菜を育てるだけではない、その後にも多くの作業があるということを、何度も畑を訪れたからこそ知ることができました。


ネギの荷造り終了~


今回の援農プログラムは第一期目。何も分からない状態からのスタートでした。でも、参加者の方、受け入れ先の農家さんにも恵まれて、内容の濃い2カ月半になったと思っています。
最後の振り返り会で中村さんがお話しくださった「最初は援農として知らない方を畑に入れることに抵抗があり、家族も反対だった。でも、責任感を持って作業を行う皆さんにとても助けられて、受け入れてとても良かった。こうやってつながりを持てたことが嬉しい。他の農家さんにも伝えていこうと思うよ。」という言葉が心に残り、温かい気持ちになりました。

身近な畑に仲間が集まって農家さんとゆるくつながり合う時間。
畑で同じ作業を共にしていると、初めての人でも自然と会話が生まれて仲良くなれます。E探援農部でも、気が付けば参加者の方と今の社会やこれからの将来について語り合う仲間になっていました。こんな風に地域の方との交流拠点として畑があれば、もっともっと人々がつながりあっていけるのではないか。そんなことを感じた体験でした。

それでは今回はこの辺で!


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