月刊Yutong Sun 号外ーコンクール史⑧ 2016 62è Concurs Maria Canals セミファイナル
コンクールネタも枯渇気味ですが、通常の時系列に戻してみました。
コンクール史⑥で2016年マリアカナルスのファイナルをご紹介したので、
今回はそのセミファイナルです(細かく刻んでます!)
I. ALBÉNIZ Iberia ”El Corpus en Sevilla”
F. LISZT Etude num 10
M. MUSSORGSKY Pictures from an exhibition
2022年のヴァンクライバーンでも演奏したIberia ”El Corpus en Sevilla”は、
この年が初出のようです。定番かと思いきや、2018年のパロマ国際と合わせてYoutube上で動画は3本しかない模様(Bilibiliにはあるかもですが)。
情熱的でありながら、終盤弱音部分での宙を見つめるようなあの表情はすでにこの頃から見られます。
リストのエチュードNo.10の音源は、このマリアカナルスだけです。
2017年のヴァンクライバーンでもリストを2曲弾いていますが、レパートリーとして定着している様子はありません。
緩急はっきりした曲は彼に合うと思うので、いつかロ短調ソナタも弾いてほしいです!
そして2012年ハエン国際ピアノコンクールからの定番曲「展覧会の絵」
この2016年マリアカナルスの他に、2017年ヴァンクライバーン、2018年のサンタンデールでも演奏しています。2022年の中国公演でもレパートリーにしていました。
アルバム化されているので、サブスク音源をいくつか貼ってみます。
(アプリのダウンロードや、登録が必要なものもあります)
YouTube Music
Sportify
Amazon Music
NAXOS MUSIC LIBRARY
(公共図書館等の利用者登録で無料で聴けたりします)
※おまけでbilibiliのリンクです。
2022年9月 北京音乐厅(「展覧会の絵」は0:16:00あたりから)
https://www.bilibili.com/video/BV1vV4y1N71P/?spm_id_from=333.337.search-card.all.click
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