見出し画像

月刊Yutong Sun号外ーコンクール史⑪Fifteenth Van Cliburn International Piano Competition2017(Preliminary Recital)

今回は2017年  第15回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール
(Preliminary Recital)を取り上げます。

HAMELIN Toccata on “L’homme armé”
 1:20

SHOSTAKOVICH Prelude and Fugue in D Minor, op. 87, no. 24
6:58 

CHOPIN Nocturne in C Minor, op. 48, no. 1
18:32

PROKOFIEV Sonata No. 7 in B-flat Major, op. 83
25:35

HAMELINの委嘱曲をジャジーな雰囲気でまとめて歓声を浴び、ショスタコとショパンはしっとり、この年1月のベーゼンドルファー国際コンクールで演奏した(音源的には初出しの)プロコで締めるという緩急のあるプログラム。とても楽しそうに弾いている姿が印象的です。
この1次で惜しげもなくプロコ弾いてますが、セミファイナルでは「展覧会の絵」を演奏していました。

2016年にマリア・カナルス出場、2017年は3つのコンクールに出場。
21歳のユトン氏は積極的にコンクールに出場しています。
確かに、コンクールのコンテスタントを見ていると20歳くらいの年齢が多い気が…若いピアニストたち、本当に色々な苦労があるのだろうと感じます。

さて、今年はコンクール出場はあるのか?
長い目で見守っていきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?