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【育児日記#153d-#157d】気持ち悪い

5月10日~11日、我々の喧嘩はまだ長引いていた。
仲が良い瞬間もあるのだけどいらいらが解消されずに蓄積され続けていたから、ここ数日しんどかった。

この間にされて、ひどいじゃん!!って思ったこともあるけど、ちょっと今は書き起すのがしんどいのでやめておく。夫いわく、そんな日が存在するかはわかんないけど「男の子の日」で虫の居所が悪かった、ごめんだそうです。

とりあえず私はお世話を押し付け合うような会話はしたくない。特に赤ちゃんの前で。私はお世話が好きなんだけど、夫の前ではめんどくさいふりをしているのだ、そうしないとどんどんお世話を丸投げしてくるから。

それから、いくら赤ちゃんが好きでも自分一人の時間は必要なわけで、夫は私が不在の間3日も連続でゴルフに行ったくせにそれを棚に上げて私が少しでも羽を伸ばそうもんならとやかく言ってくるのはやめていただきたい。私が羽を伸ばすのなんてせいぜい皮膚科と歯医者、美容院、整体とエステでそれも全部ひっくるめて2日間日中おでかけするだけ。全部身体のメンテナンス。ちなみに整体は骨盤が安定し切る前に言っておきたいし、肌も育休明けるまでにできるだけなんとかしておきたいから、今やっておきたいことだ。いつか撮影するウェディングフォトのためにこつこつ準備を進めているつもり。これは伝えたこともあるし、ちょっと考えてもらったら今やらねばって気持ちわかると思うんだけどなぁ。

夫がゴルフに行く日なんか、早朝から運転するのに睡眠は必要だろうと、夜中からゴルフ帰宅の夕方まで半日まるまるワンオペしてるわけで。文句を言わずにやってるばかりか、前夜のお世話は私の方から買ってでている。だって事故にあって欲しくない。文句言わなかったらつけあがってくんのなんやねんなとほんとに不思議なくらいである。

こんな醜い喧嘩したくない。ただただ2人で赤ちゃんが可愛い可愛いと愛でる育休生活を送りたい。それが今の1番の望み。

5月12日、仲直りをした。
不満に思っていたことを改めて伝えた(右から左でちゃんと聞いてないことが本当に多すぎる怒)。そして、2つお願いをした。1つめは気遣いに気づいて欲しい、気づいたら感謝して欲しいこと。2つめは、もうそろそろデフォルトの状態を把握して指示がなくても動いて欲しいこと。

例えば、赤ちゃんをお風呂に入れるとする。お風呂に入れよう!となったら私が最初にすることはお風呂上がりに必要なタオル、おむつ、肌着を用意することだ。そして、寝床を寝かしつけ可能な状態にして、可能であれば自分のタオルや服も設置しておく。そしてやっと服を脱ぎ、自分の身体を洗ったら赤ちゃんを連れてきてもらう。

だけど夫はお風呂だ!となったらまず赤ちゃんを私に預け、真っ裸になり、そのままおふろ場へGOするのである。夫は毎回赤ちゃんを連れていったタイミングで、用意しといてもらえる?とお願いしてくる。やるべきなのは分かっているのに、毎回赤ちゃんを受け取るタイミングまで忘れているのだ。

もちろん夫がお風呂に入れてくれている間、着替えや寝床の用意はできるし、している。ただ、おふろに入れない人は赤ちゃんが上がってくるまでの間にばんごはんも作ることになっていて、そうなるとこれらの準備はロスだ。ばんごはんが作り終わらないうちに赤ちゃんがお風呂から上がりそうならば、一旦火を止める必要も出てきてガスや電気も勿体ない。

別に今後も忘れてしまいますということなら、私が諦めてもいい。だけど当たり前だとは思って欲しくないし、いい加減お風呂に入れる時はこの状態がデフォルトだよね、ルーティンだよねって分かるじゃんって。仕事だったらこんなに同じミスずっとやんないじゃんって。私は夫と一緒に仕事したことがあるから、もっと仕事が出来るやつだって言うのは分かっている。

お風呂は毎日プチストレスが私に溜まるだけなのでまだいいけど、有事の時が本当にひどい。

この間久しぶりにミルクを吐き戻した時、夫はおろおろしているだけだった。吐いた瞬間もすぐにはガーゼを渡してくれない。そこで、私はこの子をお風呂に連れていきますから、タオルを持ってきてベッドにこぼれたミルクを処理してくださいと言った。そしたら、タオルがないと言ってなかなか戻ってこない。

正直濡れていたのを吸えればタオルブランケットでもいいし、タオルはたまたまリビングの棚にはなかったけど洗面所にいくらでもある。洗面所のでいいから持ってきて!ともう一度伝える羽目に。

お風呂に入れ直し、着替えが用意されてなかったので呼び出しボタンを押すと、なにー?と。いや、お風呂の時ってここの手すりにいつもタオルと着替え掛けてるやん。入り直しって言ってもお風呂はお風呂やん。

着替えさせて戻るとタオルはただふわっとマットレスの上に置かれているだけ。赤ちゃん預けて1から濡れタオルを作ってふく。これってさ、まずは乾いたタオルを応急処置でここに敷いてください。その後着替えとタオルを洗面所に用意し、できたら濡れタオルを作って戻ってきてマットレスをとんとんしてください。その後、ミルクが吸えたら乾いたタオルでとんとんして乾かしてください。まで指示せなあかんってこと?ほんまに気が遠くなる。

赤ちゃんが苦しんでたら即座に苦しみを取り去る。
布団が濡れたら清潔に元の状態にする。そんなに難しいことには思えない。

それでいて、夫は指示されるのもそんなに好きではないと思う。誰だってそう、指示される前に「やっておきました(ドヤ)」ってするのが仕事の出来るやつじゃないのか。

育児は仕事だと思って臨んで欲しい。

5月13日、生理襲来。
生理が来るってことを全くもって忘れていて、毎回面食らっている。

この日は雨の中予防注射へ。今回は2つだけだったが、1つははんこ注射。薬を肌に垂らして長いハリがたくさんついたはんこを2回刺す。夫が薬が乾くよう扇ぐ係、私があやす係。泣き止んだと思ったら思い出し泣きを繰り返すような感じで可哀想だった。ここから8ヶ月まではしばらく予防接種はおやすみ。ほっと一安心だ。

この日だったかな?2人それぞれで読み聞かせをしてみた。夫の読み聞かせの方が赤ちゃんの反応が良い。本の内容がどうこうというより、夫がおどけて大きな声で話しかけてくれるのにハマっている様子。すごいすごい!とたくさん褒めた。どうかこれに味をしめてもっと赤ちゃんが楽しむには、という視点で時間を過ごしてあげて欲しい。

夜には、シフトの見直しをした。
赤ちゃんの夜寝る時間が変わってきたのと、夫がどうしても朝のシフトが苦手というので(めっちゃ赤ちゃんに省エネな対応をする)調整を加えた。5月14日現在、ひとまずうまくいっている。

5月14日、東京に行くか迷ってやめた。
正式に大学院入学が決まったので、入学者は出来れば来てくださいとなっていたのだけど生理痛が重すぎた。それでもシーツは洗ったし、洗面所は綺麗にした。それから、めずらしく昼寝した。

夕方、帰ってきたと思ったら赤ちゃんがギャン泣きしている。前回のミルクから3時間半経過。予定では1時間半ほど先なので夫はタカをくくっていたようなのだが、早めにおなかが空いたか喉が渇いてしまったのだろう。最近、夫がミルクをあげしぶっているように感じるので何度も注意していた。赤ちゃんだって暑い日は喉が渇くし、脱水症状になったらどうするのと。毎回規則正しく5時間あける必要はないだろうと。道行く人に心配されて声をかけられた、いつもは抱っこ紐だけどベビーカーだと気にされてしまう、ベビーカーにしなきゃ良かったと言った。いや、ちがう。原因と対策を正しく認識しろよ。自分の間違いを認めろ。

赤ちゃんにはひどいことをしてしまって本当に申し訳ない。天邪鬼なパパで本当にごめん。赤ちゃんには手を上げることはないけど、夫にはいつか手が出るかもしれないと思うことがある。いい加減何を要求されているか赤ちゃんを見れば聞けば分かるはずだ。分かってて、たかがこれくらいと無視してるのではないかと思うと本当にゾッとする。

ようやく懲りたのか、今後はミルクの時間でない間の外出であっても水は持って出ようという話で落ち着いた。この結論が出るまで1ヶ月近くかかっていると思う。

自分の意見をなかなか曲げようとしない夫をもつ奥さんは、赤ちゃんを任せるのを諦めるのだろうか?
赤ちゃんを喜んでお世話するようなパパに仕立てるのには結局ママの教育がいるのだろうか?

赤ちゃんを育てるよりパパを育てる方がよっぽどムズい。


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