エレガントな日常/咳シェルター開発と食の不思議
ワタシは天才かも。
すごいモノを開発してしまいました。
その名も『咳シェルター』。
風邪引き9日目。
咳だけが残っています。
しかも厄介なことに私の弱点である気管支炎併発のおそれがある強めの咳。
とにかく夜がこわいのよ。
寝ると同時にドンチャン騒ぎになるんだもの。
昨夜もこわごわとベッドに入りました。
数分もすると、、、
キタキタ〜。
出るよ出るよ〜。
口からドンチャン騒ぎが!
ゲホッゲホっ。
(ドンチャン騒ぎの割には地味な音)
咳の勢いで腰がやられそうになるため膝を立てて踏ん張るか横向きになってエビのように丸まります。
そんな騒ぎを何回か繰り返していくとホトホト気持ちも下がっちゃいます。
もーやだー。
早く元気になりたーい。
半ばふてくされて掛け布団を被って潜りました。
その瞬間!
おや。
ナニコレ。
布団の中がパラダイスになってる、、、
別世界がそこにありました。
苦しくなーい。
咳も出なーい。
何よりも肺の上に布団が乗っかっていないからスッキリ爽やか。
まるで草原に寝っ転がって蝶々たちと戯れているかのような春の心地がしました。
驚きと喜びでしばらく布団ドームを作ってその中で眠りました。
(ただ潜るのではなくドーム型に空間を作るのがコツ←誰に向けてレクチャーしているのか)
でも、布団を持ち上げながら寝るので当然意識が遠のくと共に手も緩んじゃう。
それでもものすごく肺や体全体が楽になるので何度も繰り返してしまいました。
一体何が功を奏したのかわかりませんが昨夜は咳が8割減になったのです。
寝ながら思いました。
(これ、高濃度酸素カプセルみたいに布団が形状記憶したらいいのになぁ)
とにかく8割減はものすごいことです。
今夜は憂鬱にならずにベッドへ入れそうです。
希望があるって人にパワーをくれますよね。
咳こんでいるときはまさに
「希望のカケラもない」
ひとときなもんだから余計に気分が落ちるのよね。
さぁ、この天才的発明
『咳シェルター』
の設計図を公表しましょう。
私は特許とか商標登録というものは好きではありません。
良いものは無償でシェアしてこそ真の豊かさを生むという考えです。
毎日毎日なにかしらの寝具を洗っています。
枕カバー、シーツ、タオルケット、布団カバー。
というのも夜に汗をかいてしまうからです。
風邪を引いてからは体が冷えるのが心配で暖房を24時間つけっぱなし。
そうするとどんどん布団の中が熱くなる。
たまに蹴っ飛ばして足をニョキっと出しますが冷えることにビクビクしているもんだからすぐ引っ込めちゃう。
朝起きるとなんだか寝具が湿っているような気がします。
(オネショじゃないよ)
どぉーれ、今日はどれを洗おうかな。
と洗濯機に放り込むものを選ぶことから始まるのでした。
(いっぺんに洗うと乾燥に1日費やすため個別にしている)
こんな時はホテルのように毎日寝具を取り替えてくれる所にいたいものです。
そこで考えたのが
『休養ホテル』。
そこは病院でもなくホテルでもない。
でも、看護師さんもドクターもいる、
食事も出てくる、
コンビニもある、
薬も処方される、
定期的に様子を見に来てくれて、
共有スペースでは軽いストレッチやヨガなどの時間があって、
1人で体調管理をする心細さに寄り添ってくれる。
そんなホテルがあったらいいよなぁ〜。
風邪気味になったら予約をするとすぐにお迎えのリムジンが来て回復するまでそこに滞在できる場所。
これ、需要あると思うけど誰か作ってくれないかしら。
などと妄想ばかりが膨らんで現実逃避まっしぐらなのでした。
食欲がないわけじゃないけれど、食べたいものがありません。
砂糖の甘さも
塩分も要らない。
かといって素材そのものの野菜も食べたくないのです。
結局毎日のように「美味しい〜」と心からの喜びを感じるのは牛乳たっぷりのカフェラテだけ。
今日は3杯飲んじゃいました。
私の体は何か変化しようとしているのかしら。
ちょっと気になりながらも、
ちょっとワクワクしています。
私は今日もエレガント。