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エレガントな日常/身動きが出来ない絵。野菜モリモリ食べたい日。

なんだかわからないけれど、

「とてつもなく惹かれる」

「身動きが取れない」

「いつまでも眺めていたい」

そんな芸術作品に出会うことがあります。

今日はそんなビックリ絵画を観て心の栄養をたっぷりと摂取してきました。

『加藤力之輔(かとうりきのすけ)』さん

という画家さんの展覧会です。

私は芸術には詳しくなくって美術館にマメに足を運ぶわけでもなく、なんとなくポスターを見て行きたくなったら行く程度。

そこでも

「わぁ、綺麗だなぁ」

とか

「よく描けるなぁ(作れるなぁ)」

などいたって語彙力がない感想しか浮かばい芸術初心者もいいところなのです。

それでも10年に1度ぐらいこのような心を掴まれる作品に出会うことがあります。

なんとこの展覧会はとっても素敵な場所で開催されているのですよ。

スペイン大使館にて開催/無料よ!
5/14〜5/30・10:00〜17:00(土日休)

スペイン大使館には私が大好きな風情があります。

敷地を囲むブロック壁がツタで覆われていて緑一色!

そこだけが異国の雰囲気があって時が止まっているかのように感じるのです。

正面玄関
(警備員さんの許可を得て撮影しています)

中に入れるなんてドキドキです。

と言ってもこうして不特定多数の人が入れる催しもの。

1番玄関に近い建物に入れるだけで職員がウロウロしているエリアではありません。

入り口を入ると早速警備員さんと金属探知機ゲートと荷物チェックのX線がありました。

「展示会場はあちらです。ここは大使館なので会場へ向かうまでは立ち止まったり写真撮影などをせずにお進みください」

(ふんふん。なるほどね。そーよね。キョロキョロして内部を把握されたら大変だもんね)

少しだけ長い廊下を立ち止まらずに歩きました。

(見るなって言ったってキョロキョロしたくなるよなぁ。警備員さんは絶対私の後ろ姿を目で追ってるんだろうなぁ、、、キンチョーする)

歩きながら横目でチラリチラリと見渡しましたが、なんにも見えません。まぁ、当然ですよね。

会場へ到着。

わぁー。

わぁーー。

うわぁーーー!

そこには天井から床まで達する大きなモノクロの絵。

真っ裸の男女の群像ばかりでした。

そこからは私は身動きが取れなくなりました。

どの絵を見ても同じようにじっと佇んでしまいます。

男なのか女なのか一瞬見分けがつかないのがとても不思議です。

そこに描かれている真っ裸の人たちは皆んな手足が太くて肩幅やクビレという男女の違いを感じさせない体格なのです。

かろうじて下半身を見て、ぶらぶらしていたら男、オッパイが膨らんでいたら女、と見分けました。

(ぶらぶらを今日ほどたくさん見た日はないかも)

絵を観ながら私の頭の中ではこんなことを思っていました。

(なんでアノ男性はこんなポーズなの?)

(ナンデこの女の人だけ手で隠してるの?他は隠してないのに)

(作者さんはナンデこういう体型を描こうとしたのかしら?)

(エデンの園ってもしかしてこの絵のようにたくさん男女がいたのかもしれない、、、)

(ふくらはぎと足首の太さ加減が私にソックリ!嬉しいなぁ←どの絵も足首が太く描かれてました)

一体なんなんでしょう。

頭の中ではそんなことを思いながらも私の体は電池が止まったオモチャのように動かない。

モザイク無しの裸ばっかり、しかもナイスバディかと言えばそうでもなく微妙なシルエットです。

大きな紙にたくさんの人間が密集しているのに圧迫感もありません。

こんな時、芸術に詳しい人と一緒に行ってアレコレ聞いてみたいものです。

「この私の感覚ってなんなの?」

って。

いつまでも見飽きなかったので何周か見てから名残り惜しく帰りました。

この黄色のお花も加藤力之輔さんの作品。
パンフレット類はモザイク必須なのか分からないのでぼんやりと隠しました。

ちょうど観た絵が動画にあったので貼り付けておきます。

(これならモザイク処理などアレコレ迷わなくて済むわ〜YouTubeにあるなら合法よね)


う〜ん。

なんて素敵な時間を過ごしたんでしょう。

満足満足。

そのあとはネイルサロンへ行き足の爪に赤いジェルを施してきました。

毎年この時期から10月まではサンダル仕様の足元にしています。

最近までは自力で赤いペディキュアを塗っていましたがやっぱりプロの手で塗ってもらうと雲泥の差。

原始人のようなべったりとした幅広足が「女」に変わりました。

(っていうか原始人の足を見たことないけど)

さぁ、これで

「サンダル履きよ、いつでもカモーン!」

の戦闘態勢に仕上がりました。

家計簿/ビーガンサンドイッチ。高い、、
でも見た途端ヨダレが止まらなかったの

↑こんなサンドイッチ、よく写真や動画などで見て憧れていました。

一度でよいから食べてみたいなぁーって。

少しお高めのパン屋さんに入ったらあったあった。

値段に驚愕したものの意を決して買ってみました。


がぶり。

もぐもぐ。

......。


お、、、おいしい、、、。

うわーん。

うまいよー!

本当に野菜の味しかしません。

あとはほんのり塩味や酸味やらクミンの香がしました。

最初から最後まで幸せなひとときです。

私への

「本当はヴィーガンなんじゃないの?」

疑惑はますます高まってきちゃいました。

(でもまだ認めないわよ。肉魚乳製品だって好きなんだから、、、たぶん)

あまりにも美味しかったので最後に自然と合掌してしまった自分にもあらまぁビックリ。

そして勢いがついてしまい、、、

台所へダッシュ!
(徒歩3歩だけど)

もっと野菜よカモーン!
レンコンの左側はヤングコーンとヒゲ。
ヒゲが甘くて美味しいってご存知かしら?

あぁ、極楽極楽。

たまにこんな風に野菜に埋もれてみたい日があります。

塩とコショウのみでソテーすると野菜本来の味が引き立ちます。

唯一ほうれん草だけは失敗。

普段と異なるお店で買ったばかりにハズレを引いてしまいました。

なーんの味も香りもせず塩の味だけが虚しく口の中に広がって、最後は長い茎がのどちんこに触ってゲホゲボむせました。

(もうあのスーパーの野菜は買わない!何度だまされたことか。←学習能力なくて何度も買う私)

あのサンドイッチ作れないかなー。

でも面倒くさそうだなー。

私の中では現時点で千円払ってでも買ったほうが幸せという判定になりました。

でもいつかチャレンジする野望は捨てないでおこうっと。

と、ここまで書いて全体を読み直したところ気になることが。

この記事のタイトルの写真を観た方が自作料理の内容と勘違いして開いて

「なんだ、作ったものじゃないじゃないか!レシピもないじゃん!ぷんぷん」

とお怒りにならないだろうかと。

こんなハナクソのようなちっちゃいことを気にするのはやはりHSPの特徴なんでしょうかね。

私は今日もエレガント。

家計簿/ヤングコーン発見
夜の憩いのひととき。甘酒×キャンドル
そのまま。そのまんまのアナタでいてね。
だってちゃんと正しい判断をしてるもの。
たくさんのチャンスを楽しみにしててね!

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