エレガントな日常/新しい遊びを知る、意思表示をする
イケナイ遊びを知ってしまいました。
若人たちには普通の遊びでも熟女には結構ハードです。
なにがハードかって?
体にこたえるのですよ。
iPhoneの『i Movie』という画像や音声を編集するアプリ。
昨日、自分のピアノ演奏をなんとかnoteにアップしてみたいとアレコレ検索したところこのアプリに行きつきました。
あいにくnoteへは貼り付けが出来ないのは残念でしたが、この音声画像編集がすこぶる簡単で楽しい。
今日はほぼ一日中遊んでいたような気がします。
そして、
老眼鏡かけっぱなし、
小さな画面操作しっぱなし、
机が無い環境にて長時間体勢悪し、
という劣悪環境にて肩凝りと少しの頭痛がオマケでついてきました。
ピアノ練習時には録音をしていました。
それは後で聴いてみて改善すべき箇所のチェックのためです。
ジャズに限ったことではないとは思いますが、小さなジャズライブなどを観に行くと各々のミュージシャンがライブを録音してしている光景が見られます。
たいていはボイスレコーダーを譜面台に置いていたり、ピアニストの場合にはピアノの上、ボーカルさんは客席の片隅に置いたり。
(なので客席にいる人はウッカリ失言できないのですよ)
それらはすべて客のおしゃべりを盗み録り、、、いや、違います。
己の演奏を省みるためのものなのでした。
ちなみに私は録音やビデオを入手しても数日間は再生ボタンを押せませんでした。(みずからは録音しない)
だって自分の演奏も姿も見たくないもんねー。
もらったライブDVDは最低3日間は放置、そのあと勇気を振り絞ってワナワナしながら再生オン。
最初は四つん這いになって顔を床にうずくまって音を聴きます。
(画面を直視できないから)
そして心臓バクバクしながら音が聴こえてくるのを待ち、、、
(あぁ、ちゃんと弾いていたー)
と安堵するのでした。
"ちゃんと弾いている"というのは上手に演奏をしていたということではなくって単にステージで"音を出して"いて、バンドの皆んなと一緒のところを演奏している、よかったーみたいな感じ。
それぐらいに自己肯定感が低かったのです。
(1曲目が終わるとやっと画面をチラ見できるようになる。そして関心はおデブに映ってるかどうか。当時はぽっちゃりだったから。わはは、、、)
そんなことを繰り返し、積み重ねたおかげで録音にも慣れて今回練習時にもスマホのボイスメモを使っていたのです。
でもさ。
もう何曲分も録音しているからどれがどれやら分からなくなっちゃったのです。
それを整理するために今日は『i Movie』編集遊びに夢中になったのでした。
操作は簡単で録音した音声に好きな写真をどんどん入れていくだけ。
写真1枚につき6秒間演奏とともに流れます。
なんともエモーショナルに画像が動きます。
左から右へゆっくり写真が動いたり、
下から上へ流れたり。
それが面白くて楽しくてたくさんの写真を入れました。
たとえつまづきながらの演奏だとしてもなぜかこのエモーショナルな画像がつくとそれっぽくなって自己肯定感が上がるのです。
「¥111」のゾロ目のレシートがゆっくりと目の前に現れては消えていき、
「マーボー豆腐」の文字が左から出てきて、なんだっけ?これ?と思って見ているとやがて「¥555」のゾロ目レシートだったことが分かり、わははーと笑えます。
また、私がよく記事にアップする
「お出かけ前の鏡に映った後ろ姿チェック写真」
なんのへんてつもない写真をぶっ込んで、その次にはコンビニざる蕎麦の写真を繋げると、カーリーヘアとざる蕎麦がシンクロしてこれまた笑える。
とにかくエモーショナルかつユニークなミュージックビデオが出来上がるのでした。
しかも録音音声を整理できる上に、エモーショナルビデオにしてアルバムに保存できちゃうから余分な録音は削除してデータもスッキリ。
こんな楽しい遊びが出来るiPhone。
スティーブ・ジョブズ氏に私はこれまで数え切れないほどのありがとうを心でつぶやいています。
今回も然り。
使わないアプリだから早々に削除したけれど、当分データ整理が終えるまではスティーブさんへ足を向けて眠れませんね。
すみません、嘘です。
きっと足向けて寝ていると思います。
今日は徒歩75歩の歯医者さんへ緊急駆け込み。
詰め物が取れちゃったので補修してもらいました。
ベテラン先生の補助をする新顔さんがいました。
私は相性の合わない、痛みとストレスを感じる人には我慢をしないでちゃんと言うことにしようと決めたのです。
医療機関は私にとって我慢大会の舞台。
もう大会には出場したくないのです。
案の定、私が新顔さんに対して警戒しているため力が入ってしまいました。
(この人ちゃんと優しく丁寧にやってくれるのかなぁードキドキ)
きっといつもなら我慢できることも出来なくなってしまいました。
途中でギブアップをして椅子を起こしてもらいます。
「すみません、器具が当たるとオェってなりやすい体質なのと、当たった衝撃に過敏に痛みと恐怖を感じてしまいます。もう少し優しく静かにしていただけると助かります」
その後、とくに問題なく治療は終えましたが私はモヤモヤしてしまいました。
かわいそうだったかな。
あのいい方は少しきつかったかな、、、
理解してくれたかな、、、
このモヤモヤを後々内観してみました。
私はこれまでに味わってきた雑な施術をした医療従事者さんたちへの怒りやそれを言えなかった悔しさをその人にぶつけたような気がしたのです。
つまり単なる意思表示に余計な感情を乗せちゃったということです。
大人しそうな可愛いらしい女性でした。
先生からもダメ出しではないけれど専門的な質問をされて口ごもって答えられないでいました。
そこにさらに私からの言葉。
あぁ、気の毒に、、、。
衛生士さんなのかドクター見習いさんなのかは分かりません。
ですが、どうか彼女のメンタルが強めでありますよーに!と思いました。
私は会計時に仲良くなったベテラン受付さんへそっと告げました。
「今後は新人さんや見習いさんはNGにしてください。協力したいのは山々ですが私は神経質なので慣れたかたじゃないとストレスになってしまいます。先生のサポートも衛生士さんの○○さんオンリーにてお願いします」
あらら。
あの新人さんへごめんねと伝えてちょーだいではなくて
新人さんはもうごめんだよ
とキッパリと意思表示をしました。
モヤモヤするけどいーの。
私のほうこそメンタル強めで行かなくちゃ。
でもどんな言葉を使って正直に相手へ伝えたら良いのかということはきっとずっと迷っていくんだろうなぁ。。。(あぁモヤっとする)
そんな平和な毎日のちょっとした事件簿でした。
私は今日もエレガント。
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