将棋新人王記念対局 令和3年12月13日

26才以下で4段以上6段以下の棋士に新人王の参加資格があり、今年(令和3年度)の将棋の新人王は、最年少棋士の伊藤匠四段がその栄誉の輝きました。 多くのタイトルホルダーがこの新人賞を受賞していて、若手棋士の登竜門と言われています。 藤井聡太竜王は昇段が早く新人王戦には2回しか参加する資格が無くて2回目に新人王を獲得されています。 新人王に輝くと時のトップ棋士のタイトルホルダーに胸を借りてぶつかる記念対局の権利を有します。 新進気鋭の若手精鋭棋士に胸を貸すのは、今年は序列一位にランクされる謙虚な4冠王の19才の藤井聡太竜王に決まりました。 将棋界で一番若い棋士と二番目に若い棋士の2人で、新人王戦の記念対局が行われました。 19才で19才の新人王に胸を貸す19才の4冠王は歴史的な対局になります。 
10代での新人王は今後も可能性はあり得ますが、10代での序列一位の竜王位を保持する棋士はなかなか現れないと思うので、この10代対決は永久保存版の両者が力を発揮した名局であった。 このまま推移すると伊藤匠四段はまだまだ26才で7段に昇段するまで新人王に出場資格がありますので、複数回新人王を獲得する可能性があります。 増田康宏六段が新人王の2連覇を達成しています。 伊藤匠4段も、複数回の新人王を獲得する可能性の高い新進気鋭の期待の若手ホープです。 可能性は余り高くありませんがこの後番勝負の挑戦者の躍り出る可能性があり、若手棋士と言えば25才以下の棋士を頭に描いていますが、このあたりで将棋の神さまの気に入られていると、タイトル戦登場そしてタイトル獲得のチャンスもあります。 佐藤天彦九段は、20才代後半に名人位を獲得して3期連続で防衛しています。 若い時にタイトルに絡んでおけば30代になっても挑戦の機会は得られる可能性がある。 若手棋士にその能力を開花して貰い将棋界を活性化して欲しい。 藤井聡太1人が将棋界を牽引するのは酷である。


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