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【止まらぬ連鎖】No.052
そんなギリギリの生活に追い打ちをかけるように、災難がどんどん降りかかってきた。
オージースタッフから購入した古い車が次の日にそっこうで壊れ、家の5km手前で止まってしまった。
その次の日には、会社の車を運転中にオージースタッフの車にぶつけてしまいドア一枚をベッコリ凹ましてしまった。
その3日後には、会社の車がゴミ捨てから帰る途中故障して、大雨の中ヒッチハイクでなんとか戻った。
冗談のような車に関するトラブルが毎日のように起きていた。
オージーのボスにさんざんイヤミを言われ怒られたが、そんな一大事の時でこそ人のやさしさにふれた。
車をぶつけて後ろのドア一枚をダメにしてしまったが、本人はかなり落ち込んでいたのにも関わらず、NO WORRIS MATE(気にするなよ)と言ってくれたオージースタッフ。
笑顔で車に乗せて行ってくれた見知らぬおじさん。
ずぶ濡れになりながらも助けを呼んできてくれた通りすがりのおばさん、
こんな状態が続いたのに笑い飛ばしてくれたスタッフ。本当にありがとう。
精神的にも肉体的にもギリギリの時に、立て続けに事件が重なり相当精神的にまいってしまった。
それでも、いろいろな人に助けてもらってなんとかやってこれた。
自分の無力さをいやというほど思い知らされ、みんなの温かさを感じることができた。
ここでの生活はつらいことも本当にたくさんあったが、ここで出会ったみんなが自分の宝物であると思った。
正直、もう一回同じ仕事をしてと言われたら、できる自信はない。
あのメンバーだったから成し遂げられたのではないかと思う。とても濃い時間を過ごさせてもらった。
だが、ケアンズはこんなんじゃ終わらない。
🌟ワンフレーズ英語 No.052🌟
【overcome】
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