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【うわさの真相】No.58

現場に残されたものを検証し、一つ一つ流れを整理していく。

つまりはこういうことである。

シェアハウスはアパートの2階であったが、犯人は雨水のパイプを利用して2階によじ登ってくる。

明かりのついた部屋を目指して。

かりにもシゲさんはリビングで寝ているのであるが、そんなのおかまいなしにベランダから侵入し、網戸をあけ、机の上に置いてあった鍵を盗み、家の部屋番号を確認する。

部屋番号と同じ駐車場に止めてあった車をパクろうとした所、防犯サイレンが鳴り犯人は逃走したのである。

あとでわかった話しだけど、助手席のドアの鍵も空いていたので犯人は二人組ということになる。

こんな体験を目の当たりにして背中がゾクっとした。人が目の前で寝ているのにも関わらず平気で家に侵入してくるドロボー。

ここが海外ということを改めて認識し、気をつけなければならないと肝に銘じる事件であった。

余談だが、シゲさんの車はお世辞にもきれいとはいえないボロイ車であり、なぜか全身黄色かった。

走行距離も25万kmを軽く超えていて、年式も80年前半であろう。そんな車に防犯サイレンがついているなんて犯人もびっくりしただろうが、それ以上におれもびっくりしていた。

さすが抜け目ないぜシゲさん。

まっそんなこんなでケアンズでもいっぱい思い出が作れたので、新たな出会いと感動を求めて南へと向かいます。

第二章 ケアンズ編

   完

🌟ワンフレーズ英語 No.058🌟
【Criminal】

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