結果を出し続けることについて

こんにちはヤマキンです。

丁度FACEBOOKで回ってきた下記のNOTEを読んでめっちゃ響いたので

今回はこのテーマについてまとめてみたいと思います。

ちなみにめっちゃ響いたnoteはこれです。

私たちが主な生業としている有料職業紹介というお仕事は、企業が探している人材を見つけてきてその会社に入社させてそこで初めて紹介料という形でお金をいただくことができるというビジネスモデルになっています。

そうすると入社していただくまでには様々なステップがあるのですがそのすべてのステップをクリアしないと売り上げが発生しないという構造になっておりまして、この仕事始めて15年になりますけど結構きついなあと思ったりするわけです。

野球に例えると「ホームランを打たないと点が入らない」というルールで野球をやっている感じでしょうか?

どんなに良いあたりでも打球が上がらなくてはNG

どんなに大きな当たりでもファウルではNG

どんなに良い技術を持っていても相手の投球がそれをうわまわったらNG

たまたま逆風が吹いていて押し戻されるとNG

結果を求める、キツさイメージを共有していただけると幸いです(笑)

どんなに努力を重ねてもホームラン(結果)を打たないと1円の売り上げも立ちません。いつでもどこでもホームランを打てるようになりたいのですけど、それは恐らく無理。

何故なら、自分がいくら努力しても、自分の力ではどうにもならないところが結果に影響を及ぼすものがたくさんあるから。

プロ野球の世界でも3割ヒット打てれば一流、ホームランは確か15打席に1本くらいで打てると超一流だったと思うので率でいうと6分か7分(1割以下)。

まあなんというか・・、

頑張ったら必ず報われるという世界でないのは確かですね~(苦笑)

でも結果につながる何かがある

私はこのように考えています。

例えば低いライナーでフェンス直撃の打球を打ったとします。この場合、結果はでていません。

結果がすべてという視点にこだわりすぎてしまうと、やったことすべてにダメ出しし、努力すべてを無駄だと思ってしまいがちです。

あるいは「切り替えて次頑張ろう」とか「もっと頑張らなくては」みたいな感じで気持ちを切り替える人もいると思います。

でも結果が出ていなくてもその結果に至るプロセスを丁寧に振り返ることで

結果が出てない取り組みの中からでも、次の結果につながる何かを学ぶことができるのではと思っています。

ホームランを打つという結果に至るプロセスを具体的に振り返ってみると

①正しいフォームでスィングできていたか

②ホームランできる球を選んで振っていたか?

③ボールを当てるタイミングはあっていたか?

④風向きをうまく使える方向に打球を飛ばせていたか?

⑤そもそも打球をスタンドまで運べる筋肉量を有しているか?

などなどいくつかの項目があります。

先ほどの弾道の低いライナーを打ったケースだと、①~⑤の項目のうち、①、③、④、⑤がうまくできていたとしても②ができていなかったためにホームランにならなかったという可能性があるわけです。

今のようなフィードバックはボトルネック要因を探すという思考ですが、

瓶の首が細いとその首の細さを通る量しか水は出てこないということで、

そこだけを改善することができれば他を変える必要がないという思考です。

結果が出なかった時って自虐的にやったことをすべて否定してしまいがちなのでそこをどれだけ冷静に振り返ることができるかが重要ですし、周囲の人がそのあたりをフィードバックしてあげることもよいことだと思います。

プロセスの再現性と汎用性にこだわる

そんな感じで何度もP-D-C-Aを繰り返していくのですが、再現性と汎用性にこだわって振り返るようにしています。

再現性とは同じような状況になったときに有効性の高いプロセス行動をとることができる確率を上げること。

バッティングに例えるとこのコースにこの球種が来た時は8割くらいはスタンドへ持っていけるツボみたいなやつですね。

これが明確になってくると、そこにどうやって投げさせるか?という発想から投手の配球をよんだり駆け引きみたいなものができるようになり、その駆け引きによってそこに誘導するノウハウが増えると結果的にホームランを増やすことができます。

汎用性とは異なる状況の中でも一部のプロセスを応用できる可能性を広げること。

カーブのまがりっぱなをたたいて打球を上げることができる技術を持っているとすると、それを高めの抜け球が来た時に応用できないか?みたいな感じですね(かなりマニアックなネタですいません💦)。

そのまま応用することができなくても一部の技術を応用できるだけでもかなり汎用性は広がります。

再現性と汎用性にこだわってその可能性の幅を広げると自分の強みが発揮できる幅が広がってきます。

結果的に成功する確率を上げることにつながります。

独自性とわくわくが組み込まれていると無敵!

こうやってP-D-C-Aを繰り返し、その中で再現性と汎用性を高めていく過程に自分の独自性があると、他人には簡単にまねができませんから、その強みが発揮されるよう状況では圧倒的に有利になります。そうするとその自分の勝てる土俵にいかに持ってくるか?の部分が重要になってくるのですが、それも含めて、自分の勝ちパターンを構築することが面白くなってきます。

面白くなってくるとそれを考え工夫すること自体がめちゃくちゃわくわくする時間になるので、時間を忘れて没頭する状況になってきます。

ここまでくるとより良くすることを考え工夫することが楽しくなります。そして最初は結果が出ないと、つらくて苦しかったP-D-C-Aサイクルの運用がめちゃくちゃ楽しい時間に変わります。結果が出ても楽しいし、結果が出なくても、そこに改善の可能性があるのでもっとよくできるかも!という捉え方が自然にできるようになってきます。

結果を出し続けることが重荷ではなく、結果が出るまでのプロセスを楽しみつつ、より良くすることを考え工夫することに夢中になるわけですので、ますます結果が出やすくなってくるという相乗効果が生まれてきます。

一流のアスリートってこういう思考と行動にハマってそのスポーツに打ち込んでいたらそういうレベルに行ってしまったという人が多いのではないでしょうか?

結果にこだわることは大事です。ですが、それだけにこだわるのではなくプロセスの検証とそれをもっとよくするにはどうすれば良いか?に向き合ってその過程を楽しむことがスポーツでもビジネスの世界でも大事かなあと思っています。

そこにこだわっていきたいですね~








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