仙台市の晩翠草堂前を歩く
仙台市の晩翠草堂前。詩人の土井晩翠に関する展示がある。今回は時間がなかったので建物だけを撮影した。
詩人の土井晩翠といえば荒城の月の作詞で有名でもあるが、軍歌の『青年日本の歌』に歌詞が用いられてもいる。５１５事件や２２６事件に連座した右翼の三上卓も土井晩翠の詩に影響を受けて『昭和維新の歌』を作詞。土井晩翠も三上卓が詩を盗用しても寛容だったようで日本の軍歌にも影響を与えているのは驚き。
晩翠草堂はユネスコとの関わりもある。民間ユネスコ運動の発祥の地という展示がある。
晩翠草堂前の石碑。２２６事件の日のように雪が積もっていた。仙台駅から歩くとかなりの距離になるので健康にいい。作品の創作や個展、公募展のための資金不足に苦しんでいます。次の作品製作のために金銭的に協力してくれるとうれしいです。