EC担当の独り言【No.1 ウイスキー雑学】
中国醸造の木村と申します。
オンラインSHOPの窓口業務を担当する事になりました。これから当店の事とか、お酒の事とかそういった投稿が出来ればと、思っています。
どうぞ宜しくお願い申し上げますっ!!
さて、早速ですが初回のテーマは、
「ウイスキーの雑学(入門編)」
と致しまして 私、ウイスキーど素人の木村が、だんだんとステップアップしながら情報をお届け出来るように、書き進めて参りたいと思って思っております。
まず、初級編第1回のテーマは「5大ウイスキーって何?」です。
皆さんは、5大ウイスキー(世界5大ウイスキー産地)ってご存じでしょうか?ウイスキーは様々な場所・国で蒸留さてれいますが、その中で特に有名な、実績あるエリア(地域)があるんです。
洋酒を扱う仕事をしている者としては、恥ずかしい話ですが、私はこの事を全く知りませんで、ここから勉強を始めました。以下に記載します。
■アメリカ:アメリカンウイスキー
■カナダ:カナディアンウイスキー
■スコットランド:スコッチウイスキー
■アイルランド:アイリッシュウイスキー
■日本:ジャパニーズウイスキー
この五つの産地に分類されます。
実は日本も5大産地に入っているんです!!
そういえば、日本のウイスキーの国内消費量は年々上がっていて12年連続で増えて、20万kL辺りだったと記憶しています。最低が2007年の7.5kLだったので、本当に倍以上の伸びになりますね。
(蛇足ですが、国内消費最高値は1983年の38万kL。)
それでは、ご紹介した5大ウイスキーのそれぞれのご説明を述べさせて頂きたいと思います。
①アメリカンウイスキー
バーボンウイスキーが特に有名。ケンタッキー州で造られた物に対して、バーボンと呼びます。
主原料はトウモロコシで、樽熟成は新しい樽で行わなければならない、という決まりがあります。そのため味わいは独特で、木を焼いたような香ばしさとバニラのような甘みを同時に感じることができる味わいが特徴となっています。
代表銘柄【ジャックダニエル・メーカーズマーク・ジンビーム】
②カナディアンウイスキー
ライトで癖のない物が多いのが特徴です。
フレーバリングウイスキー(ライ麦やライ麦麦芽・大麦麦芽が多い)と、ベースウイスキー(とうもろこし)をブレンドしている造り方なので、すっきり感が強くなります。70%~90%がベースウイスキーの占める割合です。
代表銘柄【カナディアンクラブ】
③スコッチウイスキー
シングルモルトウイスキーの本場です。マッカランやグレンフィディックなどの有名銘柄の産地となっています。
シングルモルトウイスキーと、グレーンウイスキーをブレンドして作られたブレンデッドウイスキーも、かなり盛んに作られています。
ピートと呼ばれる泥炭を焚くことで、スコッチ独特のスモーキーな味わいが特徴となっています。
代表銘柄【マッカラン グレンフィデック バランタイン】
④アイリッシュウイスキー
アイルランドで作られるウイスキーです。
スコッチウイスキーと比べると銘柄数が少ないです。また、日本ではあまり知られていないマイナーな商品が多いです。
五大ウイスキーの中では最も歴史が長く、一説によるとウイスキー生誕の地とも言われています。
代表銘柄【ジェイムソン タラモアデュー ブッシュミルズ】
⑤ジャパニーズウイスキー
日本で造られるウイスキーは、スコットランドを見本にしている物が多い為、スコッチウイスキーに似ています。そこに日本人独特の、繊細さや上品さを上手く表現しており、ウイスキーの有名な世界大会でも、何度も世界一になるブランドも現れています。
代表銘柄【山崎 響 竹鶴】
数年後、ここに【代表銘柄 桜尾】!!と書けると思ってますww。
ざっくりですが、5大ウイスキーについてご説明いたしました。
どうですか?
自分は、まだまだウイスキー初心者ですが、銘柄見ても何にも分からなかった頃に、この分類はかなり役立ちました!
産地ごとに整理できると、情報もうまく頭に入りやすいですから。
そういった思い出もあり、今回はウイスキーについて書いてみました。
それでは、今後とも宜しくお願い致します。
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