科学技術でサポートが必要な人、必要でない人
たまたまテレビをつけたらこんなのをやっていました。
NHK スーパープレゼンテーション;
The new bionics that let us run, climb and dance「最新のバイオニック義足で走り、登り、踊る」
全体的にはいい内容だと思いました。
プレゼンター自身も両足をなくしながら、最先端の科学技術を使った義足で今までと同じようにスポーツを楽しむことができています。
ほんとうに必要か?
見終わって、気になったことがあります。
それは、必要のない人にまで「サポート道具」が使われてしまうこと。
本来なら人間の能力でどうにかなることを諦めてしまって、安易に道具に頼ってしまう。
そうすなると、本来の能力はどんどん衰えていきます。
例えば「電動車いす」。
病気や事故で足に障害を負ってしまい長距離歩けなくなった人が、再び外出しちょっと遠出できるのはいいことだと思います。
ですが、「ちょっと歩くのが辛いから」という理由で電動車いすを使いはじめると、どんどん足の筋肉や骨は弱まっていきます。
いずれ、短距離でも歩くのがしんどい、立ち上がるのがつらい、、、となってしまうと待っているのは寝たきり生活です。
年をとると筋肉や骨や関節が衰えます。それは仕方ないことですが、予防することはできます。運動をすることです。正しい方法で。
電動車いすを使って自宅から近くの広場に行って、グラウンドゴルフを楽しんでいるという老人のインタビューを見たことがあります。
「歩けるじゃん」というのが率直な感想でした。
この老人のように、歩くのが疲れるから道具に頼り更に運動をしなくなる。
安易に道具に頼ってはいけない
世の中には「サポート機能」がついた商品がたくさんあります。
猫背矯正下着、土踏まずサポート中敷き、ひざサポーター、電動アシスト自転車、、、、ほんとうに必要ですか?
膝が痛いのは歩き方が悪いのであって、サポーターを巻いても治りませんよ。たぶん。
カーブスへ運動やりに行くのに、車や電動アシスト自転車をつかう必要ありますか?
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