介護老人保健施設 支援相談員(8年目〜退職)

前回のつづき。
『現場に行こう』と思った私は、当時実習生の大学4年生がここで働きたいと言ってたのを知ってたので、この子が後釜なら大丈夫と思い、課長に退職の意向を告げました。全力で引き留めてもらえ(一瞬揺らいだ)、こんなに必要とされてたんだと実感し本当に嬉しかった。でも気持ちは変わらず有給消化へ。
有給中、まさかの法人に激震が走り、事務・相談課も退職者や異動が続出してると連絡。相談課の状況的に一人抜けるだけでひっちゃかめっちゃかになるのをわかってたので、有給返上で手伝いに行くことに。
課長も子どもが小さく残業できない状況で主任は2ヶ月後に産休に入る中で仕事をしてたし、不満があって辞める訳ではなかったので、次第に『今がこれまでの恩を返す時なんじゃないだろうか』と思い始め、人生で一番悩んだ結果、戻る決意をしました。次の職場も決まっていたけど、事情を伝え取り消していただきました。(がんばってくださいねと言われ感謝でした)
その後もいろいろあり戻った2ヶ月後には今まで6人でしてた仕事を3人でやらなきゃいけなく、忙しかったけど、振り返るととても良い思い出😊
戻った後、今度は入所の相談員兼ケアマネ(主任)として本当にいろんな経験をした。在宅復帰に向けた取り組みはもちろん、担当ケースを5人看取った経験は大きい。新人の頃『家族と同じ熱量で涙を流してくれる相談員に悪い感情をもつ人は絶対いない。だから泣いていいんだよ』と言われ、見送る時には家族より号泣してました🤣
看取りをできた利用者さんやスタッフには本当に感謝だった。3年経った頃、やり切った感が出てきて『不満は全くないけど、このままここにいてもぬるま湯に浸かってるだけ。人脈を広げたり新しい経験をしたい。』と強く思い、幻の退職から3年後、遂に卒業しました。
『お世話になったね』『ありがとう』『いつでも戻っておいで』といろんな人たちに声を掛けてもらい、送り出してくれた人たちのためにもがんばろ‼️って決意したのでした。

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

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