静岡新聞・夕刊「窓辺」掲載記事(2020.6.26)

静岡新聞で連載中のエッセイ第13回が、6月26日の夕刊に掲載されました。
新聞社にご許可いただき、全文をここでも紹介させていただきます。

3月14日からの出来事を毎週ここに記してきました。
今回で最終回を迎えます。

「窓辺」というタイトルに引き寄せられたのか、あるいは特異な時期を過ごしたゆえに眼のはたらきが鋭敏だったのか。見るというおこないが書くことにずいぶん通じていたなぁと、いま振り返って思います。
3ヶ月間ありがとうございました。

最後にこんな言葉を置いておきます。

―ほら、いつか兄さんが教えて下さったじゃないの。人間の眼の底には、たったいま見た景色が消えずに残っているものだって。
(太宰治「雪の夜の話」)


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