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2020年を振り返る(5)

今日もあっという間の一日でした。

今年もあと数日となりましたが、我がキムラ漬物は12月30日午前10時まで大根の受け入れをして、それを漬け込んで仕事納めとなります。


ただ、元旦には宮崎でもマイナス6℃の予想で、今日来られた生産者の方も、

「今年の正月は(ストーブ焚きが忙しくて)休んでる暇はなさそう。」

と言ってました。年末年始、天気が荒れそうなのでみなさん、どうぞお気をつけください。


今年を振り返ってみる中で熟成ぬか床の問い合わせが多かったです。

うちの熟成ぬか床は、米ぬか、塩、唐辛子、昆布、唐辛子、卵殻を混ぜ合わせ、常温で約2週間ほどかけて、人間の手で混ぜ合わせて熟成発酵させています。

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昔、家で作られていた製法そのままの熟成ぬか床です。

なので、冬の気温の低い今の時期は発酵が進まないため、作ることはできません。春から秋にかけて全集中して製造しています。


すべて人の手で作っていましたので、年間を通じて作れる数量も限られていて、コロナ禍以前からギリギリの在庫で対応していましたので、新しい機械を導入しました!

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この機会は宮崎県内の味噌製造会社のケンコー食品さんから分けていただいた機械になります。

無添加で味噌や醤油を作られている会社です。

正直、とてもいい機械を譲っていただきました。感謝しています。


また、熟成ぬか床で主原料となる米ぬかは石川県の六星さんのものを使わせていただいています。

六星さんにも大量に米ぬかを納品してもらえるようにお願いしました。

計画的に米ぬかを手配していいただくことで昨年より生産量は大幅にアップすることできました。


結果的にお客様の要望に対し、必要な投資をして、また必要な資材の確保をおねがいして、協力してくれたおかげで可能になりました。

たくさんの方々に支えられて商品提供できていることを実感した年でした。


また、来年もたくさんの方々に支えられて新しい商品を開発していきたいです。


では、また!

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