っていう話。
僕:どうも。お願いします。
田村:自白します。
僕:え?自白?保乃ちゃん、なんか犯罪犯しました?
あ、そうか。「告白」と間違えちゃったのかな。保乃ちゃん、天然な所あるから。ね?
田村:黙ってください。
僕:あ、ごめんなさい。
田村:えー、私(わたくし)田村保乃は、昨日のお昼にコンビニで店員さんと殴り合いをしてしまいました。
僕:...本当に自白じゃん!え、コンビニで店員さんと殴り合ったの?
田村:うん。ちょっと口論になっちゃってさ。
僕:いや、とは言っても、なんか他に口論の収め方無かったn...
田村:総合格闘家になりたい!!
僕:...あららら...。保乃ちゃんが今までに無いようなタイプの転職をしようとしてます...。しかも殴り合っただけなのに総合格闘家になりたがってます。
田村:...2足のわらじを履く所存です。
僕:あ、転職はしない?でも、総合格闘家って相当大変だよ?
田村:そうなの?
僕:そうだよ。まあ、まず当然だけど練習だってキツいだろうし、試合前には体重の管理もしないといけないからね。
田村:え?体重の管理?
僕:そうだよ。試合前に「軽量」って言って、試合に向けて体重を何キロにしてきました、って報告するんだから。
田村:えー!?女子に体重聞くって失礼じゃない??
僕:失礼って...。笑 格闘技って体重ごとで階級が定められてるから、必ず体重を公開する事になるんだよ。
田村:へー、そうなんだー...。そうなってくると、格闘家にはなりたくないなー。
僕:そんな簡単に諦めちゃうの?
田村:うん。だって話聞いてる限り相当大変そうじゃん。最初は見切り発車で言っちゃったけど、さっきの発言は撤回で。
僕:そんな簡単に諦めていいのかよ!
田村:え?
僕:俺、そんな保乃ちゃんは嫌だよ!
田村:いや、嫌だって言われてもさ。私は格闘家になんかなれないよ。
僕:俺がいるだろ!
田村:え?あぁ、(僕)が格闘家になるって事?
僕:違うよ!!
田村:Ah〜….
僕:俺が保乃ちゃんに格闘技を教えるから!一緒に二人三脚で頑張ろうよ!!
田村:ん〜…。それは断る。
僕:え!なんで!
保乃:(僕)が嫌いだから。
僕:え!?うそ!?保乃ちゃん、俺のこと嫌いなの?なんで!なんでよ!なんで嫌いなんだよ!教えてくれy…。
保乃:急に態度が変わるそういうとこだよ!(僕の頭をぶっ叩く。)
僕:うわぁ!!(その場に倒れ込む。)
保乃:もう、あなたとは絶交よ!さよなら!(舞台袖にハケる。)
僕:ちょ、ちょっと〜!!あぁ…、行っちゃった…。はぁ、もう保乃ちゃんとは会えないのか…。でも、さっき俺に加えた頭への打撃、とても強力だった…。あんな打撃が出来るなら、格闘家として頭角を現すと思うんだけどな…。
田村:(舞台袖から僕に向かってバレーボールを当てる)
僕:うわぁ!!
暗転。
という漫才を作ったっていう話。
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