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ゴーストオブツシマがつまらない理由その3 納刀と正中線

今回は『納刀(のうとう)』の本質について書いてみようと思う

主人公の仁が旧友と刀を交える場面がある

お決まりだが主人公が負ける訳にはいかないので、いとも簡単に勝てる

納刀をする際、なぜか正面を見ずに横を向いて納刀をしている・・・

なぜそんなことをするの?

私の中でクエスチョンマークで一杯になった

アメリカ人が制作しているのだから仕方ないのだが、納刀とは『攻撃』なのだということを知らないのだろう。

刀を知らない人は

斬る(攻撃)

血振りをする(掃除)

納刀(収納)

と全てバラバラに考えているのだろう

実際には

斬る(攻撃)

血振りをする(攻撃)

納刀する(攻撃)

全て攻撃なのである

斬った相手が最後の力を振り絞って刀を振り回して来るかもしれない
だから絶命するまで一切気を抜かない 

納刀には10秒くらい時間を掛ける
相手が攻撃してこないかしっかり見定めているからだ
もしも納刀が収納だとしたら、しまうのに10秒も掛けるなんて滑稽なことである

鞘に納めて、しっかりと帯深くに帯刀させるまでが攻撃である
つまり納刀途中は、どんな時でも反撃出来るのだ

ゲームの話に戻る

ライバルを斬って如才ない状態であるはずなのに、主人公はなぜ横を向いているのか・・・

1 カッコつけている(アキレス腱でも切られたら武士として失格)

2 納刀の理論を知らない(武士ならば常識のはず)

3 死ぬ姿を見たくない(そんなヤツは武士と名乗る資格無し!)

どれも違う
刀文化を知らないアメリカ人がこのゲームを作ったからだ

この意見に反論があれば、ドンドン意見を頂戴したい

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