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愛のおと 詩集

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詩集を作ります。 収録作品です。
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記事一覧

私は泣く

ときどき、私は泣く ただ自分が人間であることを確かめるように ただ、泣く 感情の手綱を握り…

える
4年前
11

ちきゅうのいのち。

足の裏から伝わるのは 地球がどくどくと生きている音 それはつまり、わたしも生きている音 …

える
5年前
8

愛のおと

音が聞こえたんだよ 人生が変わる音が 声が聞こえたんだよ 誰かがあたしを呼ぶ そんな気がした…

える
6年前
2

若気

あのころは あのころと言えてしまえるあのころは 心にナイフをもっていた それを手でそっと…

える
5年前
13

おもいで

頭の中にしかもうないことが こんなに寂しいなんて 目を瞑ったら思い浮かぶことは それは過…

える
5年前
18

雪のひとかけ

雪のひとかけになりたいのです。 たしかに、あるのに。 触るとふっと溶けてしまう。 …

える
6年前
1

感覚

音と匂いと温度と手触りと。 鮮やかさに奪われる目と。 どれか一つでも塞いでしまえば わたしではなくなるような気がして。 たくさんの穴を開けたまんま からだを通るものに委ねてみる。

春のにおい

春のにおい ある人には、鼻水のにおい ある人には、くしゃみのにおい ある人には、切なさの…

える
6年前
4

すきときらいは一緒に食べると切ない味がするし

寂しいと寒いの原因はきっと同じだし

グレーがあるから人間なんだし

つまり何が言いたいかっていうと

曖昧を楽しんでもいいんだよってこと。

える
5年前
11

どんな表情でも壮大で美しい空に嫉妬する。

える
5年前
11

美味しくても、美味しくなくてもいい。
できるだけ、不純物を取りこみたくないの。
私のからだくらい、私のものでいいじゃない。

える
5年前
10

おきにいり

きょうは、おきにいりの服を着てるからだいじょぶ きょうは、おきにいりの髪の毛だからだいじ…

える
6年前
2

あき

ときどきね、よくわからないんだけども なんだか、さわぁって風がなでたような気がするの と…

える
5年前
9

伝えたいことがある。

あなたに知っておいて欲しいことがある。 薄っぺらい言葉では語れない。 あなたには、あなたという役割しかできないこと。 そして、その仕事をできるのはあなたしかいないということ。 伝わって欲しい。 これはそんな物語。 『わたしのからだ』 あるところに、『わたし』がいました。 わたしの体は、たくさんのわたしでできています。 目は、見ることができる。 耳は、聞くことができる。 口は、話すことができる。 目も耳も口も。 わたしの一部で、全部。 みんなそれぞれ