女もののススメ ①
以前、「くるか?男装着物女子」というタイトルで男着物を着こなす女性を紹介しましたが、今回は逆。女性用の着物を着こなす男性のご紹介です。
といっても、女ものを女性の着方では着るのではなく、男性の着方で着ているのがこちら、るうしいさん。
(↑画像をクリックするとるうしいさんのTwitterが表示されます)
女ものは、そのカタチにおいていくつか男着物と違う点があるのですが、違和感ないですよね。色柄はハデですが、言われないと女ものって気づきません。
女ものを着るメリットには、次のようなものがあります。
◎ 丈が長い(身長が高い男性でもOK)
◎ とにかく数が多い、なので...
○ 色・柄が豊富
○ 安いものが多い
○ 扱っているお店が多い
ざっとこんなところでしょうか。
男の着物の丈は身長−25センチくらいが目安。身長170センチを超えるとほぼ見つけられないかあっても高価。それに対して女性は身長と同じくらいの長さの着物をはしょって着る着方なので、着物は150センチ以上の丈のものがざらにあるのです。
ではいいことばっかりかというと、そうでもなくて、よくない(?)点としては...
△ 見る人が見るとこ見たら女ものと分かる
△ 買うときに「女ものですよ」ってつっこまれる
△ きちんとした場面では着られない
ちなみに男女の着物でカタチが大きく違うのは、衿と袖です。衿は、女性用には「バチ衿」と「広衿」というのがあります。バチ衿なら男性がそのまま着てもあまり違和感ないようです。袖はごまかしようがないので、るうしいさんの画像にあるように羽織を着て隠してしまうのがいいと思います。羽織はジャケットと同じで室内でも脱ぐ必要はありません。
ま、分かった上で女ものを着てるんですって堂々としてればいいんですよね。
というわけで、次は実際に僕が買ってきた女ものの着物をご紹介しますね。
「女もののススメ ②」
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