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どうしたら 着物脳を 育てることができるんだろう? 弐(2)

おはようございます

着物押しの紅です。

〈着物脳を目覚めさせるために 着物は怖くないよと伝え続ける 巻〉


プチ断食6日目です。

実感として痩せてはいないですが、胃の具合はいいです。

「これ食べちゃったらヤバイ」

という精神的なストレスもないのでいい感じです。


着物脳についてガッツリ考えてみたいと思います。

昨日お目にかかったお客様に

着てみたい着物を選んでもらいました。


着物を着せてあるボディに着せかける形で見比べてもらいました。

ふだん、着物を着ていないお客様でも

瞬時に

判断されました。

「あ、これがいいです」


着物は寝かせた状態ではメッセージを発信していないようです。

起こして縦にし、体にまとわせることで

見る者の「着物脳」に語りかけてくるようです。


呉服屋さんが店先でお客様に着物を当ててみたがるのは、経験上この効果を知っていたからなのかもしれません。

ただ、お客様の警戒心っていうんでしょうか、心の壁を取り去る手続きをしないまま営業してしまうので、呉服屋さんの接客は逆効果だったような気がしています。

ことに

平成からの呉服屋さんってお客様を下に見ている感、満載です。

「あなたは着物着ない人なんでしょ」

という前提の接客をされることがかなりあります。

話をする気が失せてしまいます。


そう、つまり

「着物脳がしぼんでしまう」

状態です。


紅が着物をお勧めするときは

お客様にお似合いになるもの、お好みに近いもの、お手持ちの着物や帯に合うもの

を記憶や知識を巡らせて考えます。

その方が着物を通して輝けるような。


それと一番大切で難しい

壁の除去・・・

カウンセリングの際の

「ラポールの形成」

と同様な手順を踏むことがきっと必要なんですね。


カウンセリングの際のラポール形成は人によりやり方が異なると思います。

紅の場合は

・お話をさえぎらずに伺う

・どんなお気持ちだったか感じてみる

・簡潔な言葉でまとめて返してみる

・返した言葉の意味が外れた場合は控えめに質問させていただく

・さりげなく味方だと伝えつづける

こんな感じです。


着物脳を育てる前には、着物脳を活性化させるためにどうしても必要な壁の除去が必要な気がします。

「着物はこわくないんだよ〜」

って伝え続けたいと思います!


今日の写真も

昨日と同じ総柄小紋。

どこをとっても、美しいですね。

紅は時々

道ですれ違う人にバーチャルで着物を着せてみることがあります。

この方だったら何を着てもらおうかなって。

楽しいんですが、

ちょっとヘンタイ(^_^;)  紅


                   




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