どうしたら 着物を 着つづけることができるんだろう? 伍 (5)
おはようございます
着物押しの紅です。
〈着物が とり持つ出会い の巻〉
着物を着つづける
その間にいろんな人と出会ってきたなあ〜
と思い出しています。
昨日も
素敵な出会いをしちゃいました。
ネットの掲示板を通して
着物をお譲りいただいたのですが
近所ということもあり
背の高いスラリとした女性。
初対面なのにちょっと話し込んでしまいました。
やっぱり着物好きな方とは
話が弾みます。
いわゆる業者さんみたいな人は避けたかったみたいで
紅のプロフィールをみて
安全?
と感じてくださったとのことです。
紅の活動やら夢をお伝えすると
「そんな考え方もあるんですね」
って。
実は
紅の周りにいる親しい人たちとは
こんな会話していないんだなって気づきました。
あ、だから
紅のことあんまり理解してないなって感じることがあるんですね。(^_^;)
紅の周りでよく会う人は
「着物好き」
ってわけじゃあありません。
着付け習っていた時の先輩もいるのですが
もう着物に興味ないみたい。
自然、紅も着物の話はあんまりしません。
だからと言って
「着物は着飾っておでかけするもの」
という方々とは話合わないような、居心地悪いような・・・
美しい着物を見るのは好きなので、端から見る程度で。
初対面の二人で、1時間以上
着物の将来を憂える
お話などしておいとましました。
夜になって
先日依頼された、夏着物の直しをしていたら
・・・素晴らしい夏物の紬なのですが
袖を外したら右袖がありません。(^_^;)
裄直しをしていたのです。
なんども袖に手を通してみたのですが・・・
2枚とも
左袖です。
着物も上等だし、お仕立ても一流の方がなさったとみえますが
こんなこともあるんですね〜
一枚の
着物の中にも
物語がありそうですね。
そう、
着物を仕事にするって
とっても楽しい。
でも、お金につなげるのはとても難しいです。
今日の写真は
佐賀錦の銀の帯
とても素晴らしいものです。(写真は暗いですが)
蔵出しの品と出会うと
ものづくりに精魂込めていた人たちに出会ったような
うれしい気持ちになります。 紅