ストレッチゾーンへ1歩踏み出すと、世界が広がる話
「着物にまつわることを仕事にしたい」
これは、今の私の夢です。
夢を実現させるために、noteの投稿やインスタグラムでの発信を続けています。
叶えたい夢を叶えるために日々向き合っていると、今までと同じ景色も少し違って見えてきます。
そして、普段のいる自分の枠から1歩踏み出すことで、「世界が少しずつ動いている」と実感する出来事がありました。
きっかけはママ友からのLINE
「もしご興味あれば、ぜひご参加くださいー!」
子ども同士が同級生でつながっている少人数のグループLINEに、イベントのチラシとともにこんなお誘いの文章が添えられていました。
チラシの内容は、七夕の日に浴衣の着付けとお茶を楽しむ会 というもの。
「へぇー」と思いつつチラシを見ながら、「参加してみようかな」と思っている自分がいました。
私の中のアンテナに、なにか触れるものがあったのです。
普段はコンフォートゾーンが心地いい私
元々の私の性格としては、交友関係は決して広いとは言えません。どちらかというと少なめ。
お出かけは好きだけど、ひとり行動か家族と出かけることがほとんど。
つまり、こういったイベントに積極的に参加するタイプではないのです。
しかも、イベント内容の浴衣の着付けは自分でできるため、「何がなんでも習いたい!」というわけでもありません。
それでも、「なんだかこのイベントは行ってみたいな」と思いました。
今思えば、同じ地域の人で着物が好きな人と出会えるかもしれない という下心もあったのかもしれません。
そして、実際には楽しかったのはもちろん、それ以上の出会いやご縁があったのです。
ストレッチゾーンへ1歩踏み出してみる
数人の方とお話しして盛り上がったのは、着付けをした後、お抹茶と水菓子を参加者で食べていた時間です。
わいわいしながら皆で浴衣を着た後なので、初めましての人同士でも和やかな雰囲気で自然と会話が生まれます。
そんな会話の中で、
・私がふだん着物を楽しんでいること
・着物にまつわることを仕事にしたいと思っていること
・ふだん着物についてnoteで記事を投稿していること
などを話してみました。
すると他の方も、
”自分で着ることはできないけど、興味はあって着物を着てみたいと思っている”
”noteに投稿してみようと下書きまでしているけど、投稿まで踏み切れず迷っている”
など、色々と話をしてくださったのです。
私が自己開示したことに応えてくれたような感覚になり、当たり障りのない話ではなく、一歩踏み込んだ話ができて盛り上がりました。
何より、私が抱いている夢について、そのためにしている発信について、一緒にお話した方が好意的に受け入れ、認めてくれたことを嬉しく感じ、勝手に応援してもらった気分になりました。
イベント参加の後舞い込んだ、「着物にまつわる仕事」の依頼
ストレッチゾーンへ1歩踏み出して楽しい時間を過ごした私に、さらに嬉しい出来事が起こります。
イベントに誘ってくれたママ友とも色々お話ができたことで、着付けイベントの提案を受けたのです。それも2つ。
1つは、地区の夕涼み会で浴衣が着たい人を募集して、着付け方をレクチャーするミニ着付け会。
そしてもう1つは、異文化交流をされている方を紹介してもらい、ALTの先生としてこの地域に住んでいる方に浴衣の着付け体験をしてもらうというもの。
どちらも近隣の地区ではあるものの、私1人では絶対に起こり得なかった依頼でした。
うまくできるかなんてわからないけれど、とりあえずやってみる!飛び込んでみる!
というわけで、着付け体験会に向けて、必要なアイテムの準備やチラシの作成を少しずつ進めているところです。
自分の周りの世界が少しずつ動いて広がっていく
イベントに参加したのが今から3週間ほど前。
たったそれだけの期間で、私の周りの世界はなんだか賑やかになっています。
普段はどちらかというと内向きで、コンフォートゾーンに滞在するタイプ。
そんな私が今回のイベントに参加することで、1歩だけストレッチゾーンに足を踏み入れたのだと思います。
「着物にまつわる仕事がしたい」という想いを初めましての人たちに伝えて、そのために取り組んでいることを知ってもらえた、受け入れてもらえた。それが何より嬉しかったようにも思います。
そして、夢としている「着物にまつわる仕事」を2つも、依頼してもらえたのです。
私のペルソナは、ふだん着物を始めた頃の自分です。
あの頃の私のようにふだん着物に興味を持っている人が、私の発信で着物の世界を楽しいと感じて1歩踏み出すきっかけに少しでもなれたなら、こんなにも嬉しいことはありません。
そんなきっかけに自分がなれるように、依頼を受けた2つの仕事を責任もってやり切りたいと思います。
そしてこのご縁を大切に、夢を叶えるためにできることはどんどん挑戦して、今の私にとってのストレッチゾーンをコンフォートゾーンに変えていけるように、行動していきます。
今の自分では程遠いと思っているような、更に異なるストレッチゾーンに自分が踏み出していけるように、これからも少しずつ新しい挑戦をしていきたいと思います。
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