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日本人らしい休日の楽しみ方は?

休日と言えば、ホッとしたり嬉しい時間ではないかと思う。
例えば、こんな休日を過ごしている方も多いのではなかろうか?

・ゴルフ、マリンスポーツ、それとも釣り?
・マッサージにいったりして身体のメンテナンス?
・ぼーっとしたり、ゴロゴロしたり?
・美術館巡りや、ウインドショッピング?
・録画番組やDVD映画を、まとめてたっぷり鑑賞?
・お友達を呼んで、自宅でミニおもてなしパーティ?
・季節の料理を色々作って、ゆっくり家飲み?
・おうちの掃除洗濯で、気持ちも一緒に洗濯。それを選択するのはあなた?

いろんな休日の過ごし方がある。
僕は、山登りが趣味。それとセットで山間の天然温泉にでも入れたら最高。自然の中に身体が溶けていきそうになる。


数年前のことだ。
馴染の医師夫人が、「明日は天気が悪いので、、、私の気持ちまで、、、」とおっしゃった。
話を聞いてみると、ご主人様の土・日は魚釣り(海釣り)だそうだ。
それが、天気が悪いとシケで釣りに行けないとのこと。他に趣味がないご主人様、雨模様の休日は家でゴロゴロしているとのことだ。

要約すると、休日に主人がいるとイヤだと聞こえてくる。
火・水あたりから天気予報をチェックして、土・日を創作されているのだろうか。ご夫婦一緒のお時間を「がまん」しなければならないなら、生きていくのも少し辛そうだ。

生きるのが窮屈な暮らしが、現代社会のようだ。
だからこそ、日本の伝統文化である「着物」を休日に着てみたらいかがだろう。
ふだんにくつろぐために、おうち着物も良し。
ショッピングなどの、お出かけ着物も良し。
結婚記念日などの食事に着物着るも良し。


今は少なくなっては来たが、夫婦の着物には3つのパターンがある。
1)奥様が着物姿で、ご主人様は洋服スタイルのご夫婦。
 大半である。中には、一度ご主人様を和の國に連れて来られて「この店に通ってます」という安心感を与えられた賢い奥様も見受けられた。

2)ご主人様が着物姿で、奥様は洋服スタイルのご夫婦。
稀だがそういったこだわりを持つご主人様は、特にダンディな方が多い。「主人が着物着たら手入れは私だからイヤ」という声を耳にしたこともある。なんと、正直な奥様だ。

3)休日を待ちわび、お食事、ショッピング、鑑賞を楽しむ着物姿のご夫婦。日本人らしい究極の楽しみ方といえば「ご夫婦で着物」。何より、趣味が一緒なので会話も弾む。

夫婦で着物以上の楽しみ方・豊かな暮らしが、日本にあるであろうか。
お互いが、相手を思い敬う日本人らしい光景が見える。
その復活を、願ってやまない。

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