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すごすぎる、木々の生命力
弊社・和の國の前には、道路まで8mほどの広いスペースがある。
そこをテラスと呼んでいて、テーブルとイスを和の國から持ち出して置いている。そこで、セミの声と涼風に誘われながらPC作業をやっていた。ふと目線を上げると、赤いシャツに黒いパンツ姿で、ワンちゃんを散歩されているステキな女性が目に入った。
さて、今日の話に移ろう。
この植木鉢は、和の國で管理している。当たり前のことだが水やり、剪定もだ。ヒュウガミズキを植えていて、春は、猫じゃらしのやや小さめの花が咲き、晩秋は赤く色づき紅葉を楽しめる。まさに春秋に富む花だ。その鉢の横から芽が出ているではないか。それをボクは横目で見ていた。
僕たちは、暑い時は「暑い!」と、寒い時は「寒い!」と言いたい放題言ってきた。一方、木々は何も言わない。何も語らない。それどころか、酸素を生み出し、木陰を作り、緑という癒しをも与えてくれている。もちろん、枝を切られても「痛い!」とも言わず、文句の一つも言わない。当たり前のようだが、本当にすごいことだ。
と言いつつ、横目で見ていた脇芽を落とした自分がいる。
このハザマで生きているのが人間なのか? ボクなのか。
何も語らず、横から出ていた芽の生命力には、ただ感心するばかりだ。
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