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見てほっこり、「着物セラピー」復活!


数十年前までの着物は、普通に「着るもの」であった。それは、1000年以上続いた。しかし、洋服の普及により「着るもの」から価値が変わっていきつつある。これから生まれてきそうな新しい価値観は、「見るもの」「めでるもの」としての価値だ。

母譲りの着物をお部屋でめでるも良し、お気に入りの着物を夜な夜なめでるも良し、そして、街中などで他人の着物姿を愛でるも良し。
着物愛好家が減少しようが、着物が大好きな人はまだまだたくさんいる。昔も今も、着物は日本人にとって精神面でも大事な役割を果たしている。

着物には、様々な効果・効能がある。その一つがセラピー効果、つまり癒し効果だ。着物姿を見るだけで、日本人の心がほっこりする。「着物セラピー」という言葉は、10年以上前に唱えた。しかし、梨のつぶてになりつつあったが、その思いが今復活しそうになる。というより、改めて、僕自身がその価値に燃えてきた。

熊本県泗水町に「辰頭(立つガシラ)温泉」という炭酸を含有した天然温泉がある。数日前、プチ感がたまらない温泉に朝から行った時のことだ。「涼やかな着物姿で素敵ですね〜!」…と。受付にいらっしゃる笑顔が素敵なおねーさんから言葉をもらった。

僕は、「そう言ってもらってとても嬉しいです!」と、素直に言葉を返し、浴場へと向かった。見て、ほっこりなさったのだろう。着物は、小千谷ちぢみ(新潟県小千谷地方で生産されている麻の着物)の着流し姿、帯は綿素材の献上帯だった。

僕の着物姿を一人でも多くの方に見てもらい、笑顔になってもらうことも嬉しい。まさに、それこそが着物セラピーだ。復活、着物セラピー!
着物の職人さんを守ることに加え、僕の生涯かけてやることがまた一つ増えた。
ワクワクしてきた!

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