取っていい臓器~覚え書きとこれから検討している方へ①~

体の臓器はひとつひとつ意味があってその役割のために本人の知らないところで生命維持のためにがんばってくれてる。

女性特有の臓器、子宮。読んで字のごとく『子供のお宮』体内で子供が育つ場所である。


下の子が産まれて産後の1年経過したころの内心所見では子宮筋腫は2個、大きさも親指の先程度の大きさだった。良性のものだし、大きさも今すぐの治療は必要なく、いわゆる経過観察。年一回の検診程度と毎月の生理の出血量が多いなーくらいの数年間。

今の職場に勤め始めて相変わらずの出血量と貧血症状に悩まされ始めた...。想像を越えるストレス、自身の身体は二の次三の次。上の子の受験、主人の規則的な帰宅時感の遅さ。一番は夜勤。緊張と一緒に夜勤する人への過度のストレス。気づけば筋腫は大きく、そして個数は8個までに成長していた。

第3子を希望していないのであれば摘出も1つの選択肢ですと。

今の年齢でこの筋腫の数と生理の量、貧血症状からして閉経までは待てないでしょう。

周りに子宮摘出した友人のその後の快適生活を知っているし、実母も子宮を摘出している、自分の子宮を採ることへの抵抗感は驚くほどなかった。ただもう決して戻ることのない我が娘たちを育て上げてくれた我が子宮、子供たちが帰る場所が失くなることへの申し訳さのほうが増していた。(自身の喪失感よりも子供たちが育った想い出の寝床を失くしてしまう、申し訳感→それが喪失感というのか?笑)

手術を勧めてくれた先生のところでももちろん手術はできるのだけれども、客観的にみて先生の漲る自信にちょっと引いてしまった。先生ごめん。家族と検討した体で、笑、転院を希望しより大きな病院へ紹介状をかいてもらった。


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