地味飯の素
生まれも育ちも関東なのに、醤油、がずーっと苦手だった。
しょっぱくて茶色い煮物。
うどんの梅雨も、出汁が効いていて澄んでいる、関西風の方が好き。
でも、数年前、手作りのお醤油絞りを見せていただいて、醤油には本来すごく旨味があって、素晴らしい発酵食品だということを知った。
そして調味料でもあるし、保存料でもある。
冷蔵庫のない我が家では、使いかけの薬味などをよくお醤油漬にしておく。
ニンニクの醤油漬け。
昨日はニラと生姜、これはお醤油だけでなく酢とごま油を入れてある。
これはチャーハンなどに使うとかなりいける。
もう一つは梅干しの種。
食べ終わった梅干しの種子を醤油につけておくと、美味しい梅醤油になってくれる。
これをおすましにしたり、炒め物とかで使うと本当に、美味しい。
色々と使うので、調味料は昔ながらの製法でちゃんと作られたものを選んでいる。それだけで、地味飯が最高に美味しくなる。
味噌に続いて、お醤油も手作りしたいなあ。
今朝から麦飯にしてみました。もうちょっと涼しくなったら、玄米にしよう。
朝はがっつり胡麻塩と梅干し、昆布だしの味噌汁。
で、最後に茶碗に残った胡麻とともにお茶おすする。と。
最近晩酌を卒業したので、朝のご飯がうまいです。
人生何が起こるかわからない。でも、こういう朝ごはんをガチッと食べておくと、しっかり生きていけそうな気がします。
みなさんのサポートは、音楽活動を続けるため、生きていくために、大切に使っていきます。そして私も、誰かの小さな心の支えになれますように。