『ノリ・メ・タンゲレ(Noli me tangere)』 ~禍を越えて、芸術は可能か~延期のお知らせ
2/4の予定でしたが、2/20に延期になりました。
素晴らしい企画なのでぜひ!
これから色々と準備に入ります。
また近くなったら詳細お知らせします。
(時間が前倒しになる可能性もあるようです)
《ライブとカンファレンスの両界曼荼羅》
『ノリ・メ・タンゲレ(Noli me tangere)』 ~禍を越えて、芸術は可能か~
【会場】
隣町珈琲
〒142-0053 東京都品川区中延 3-8-7 サンハイツ中延 B1 (中延駅または荏原中延駅から徒歩約 5 分) http://tonarimachicafe.jp/
19:00-ソロライブ 45分
20:00-大澤真幸氏(社会学者)によるカンファレンス
◎大澤真幸(社会学者)
1958 年松本市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博 士。東京大学文学部助手、千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間環境学研究科教授等 を歴任。著書に、『身体の比較社会学』(勁草書房)、『ナショナリズムの由来』(講談社、毎 日出版文化賞受賞)、『〈世界史〉の哲学』(講談社)、『不可能性の時代』(岩波新書)、『夢よ りも深い覚醒へ』(岩波新書)、『自由という牢獄』(岩波書店、河合隼雄学芸賞受賞)、『可能 なる革命』(太田出版)、『ふしぎなキリスト教』(橋爪大三郎と共著、講談社現代新書、中央
公論新書大賞受賞)等多数。近刊に、『日本史のなぞーなぜこの国で一度だけ革命が成功し たのか』(朝日新書)、『げんきな日本論』(橋爪大三郎と共著、講談社現代新書)。個人思想 誌『Thinking「O」』(左右社)主宰。
【コンセプト】
...「ノリ・メ・タンゲレ (Nolimetangere)=私に触れるな」とは、イエスが復活に際してマ グダラのマリアに放った言葉。謎の箴言として西洋美術の重要なモチーフともされてきま した。
コロナ以降、私たちは直接的な接触から遠ざけられ、芸術は不要不急ともいわれました。 哲学者ジャン・リュック・ナンシーは、聖書のこの警句をタイトルとした自著で、イマージ ュにとって触れられぬことは本質であり絵画は見ることしか許されないもの、と言います。 一方でサン=テグジュペリは、愛とはお互い見つめあうことではなく共に同じ方向を見る ことであると言います。
芸術は、触れられないことが本質であるからこそ、人々がともに眺める遠い星であるから こそ、これからの希望であるかもしれません。
【内容】 本プログラムは、上記のテーマをめぐって「音楽家によるコンサート」と「哲学者・批評
家らによる講演・クロストーク」の 2 本セットで行われます。音楽ライブとカンファレン ス。どちらを主従とすることでなく。
当日の両者のテーマには、関連性があってもなくても良し。それは非ユークリッド的な、 いわば密教の両界曼荼羅(胎蔵界と金剛界)のような関係といえます。
全 6 回それぞれ演奏者 1 組(1~3 人を予定)、講演またはクロストーク(1~2 人を予定)、 回ごとに違う出演者をフィーチャーして実施します。
主催:バスキングジャパン
みなさんのサポートは、音楽活動を続けるため、生きていくために、大切に使っていきます。そして私も、誰かの小さな心の支えになれますように。