新 票は入れても、中に入るな。②

統一地方選、共産党は、議席を減らした。

組織員が減っているのだから、当然ではある。
また、新規党員を潰していれば、いくら入ってもらえても、12条党員として排出しているなら、そりゃ組織はシュリンクしていく。

前記事にて少し触れた、「自己構築のアイテムとしての提供」。
これは、共産党はやろうと思えばやれるはず。
ただ、分派の土壌となることを恐れてやらないのかもしれない。
<何のために全教を飼っているかはわからない>
しかしながら、「科学的社会主義」も、唱えるだけで終わるなら、
お経とさして変わらない。
ただ唱えるだけでよければ、ナンミョーで十分。
別段科学はいらない。
それでもって、ビラ配りの署名活動のといった活動だけ従事させる、兵隊扱いで終わるのであれば、新規党員の気持ちが離れていくのは当然。
しかも、先輩なり上位の党員なりと、異なる意見を口にしたら、人格ごと否定される・・・
これでどうやって、人をつなぎとめる?
まして2020年代は、インターネットの発達の影響で、様々な価値観が、表に出ているというのに。

なのに彼らは、
「自分たちは民主的」
と言い張る。
彼らの言う「民主的」とは、官が無関係、というだけ。

こうなっているのは、上位党員が、「元太刀」になれていないから。
その「元太刀」になるには、勉強はもちろんのこと、「科学的社会主義」をもとに、自己構築していく必要はあろうかと。
自己構築できていない人が多いから、
「科学の名のもとに他を否定する人物」ばかりができ、離反を招いていく。
なのにどうやって、党勢拡大やるのだ?
へそで茶がわく。

もう、分派を恐れている場合ではない。
それなら、最初に、入党時にでも言えばいい。
「表立った分派活動は即くび」
<それはどこの組織でも同じかもだが>
分派リスクを排除して、「組織に隷属を」
は、虫がいい。

現在は無名の、いちネット作家に過ぎませんが、 書き続けるためにどうか ご支援をどうか よろしくお願いいたします。 a.kimitoki2023@gmail.com