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第2回 マインドの違いを知る。相談を聞くときのヒント。



タロット占い師キミノです。
stand.fmにて音声配信を始めました。
こちらでは、文字起こししたものを投稿しています。


タロット占い師キミノです。
この番組では、日常のことや占いをとおして感じたことを占い師目線でお話しています。

第二回目の今日は、マインドの違いを知る。相談を聞くときのヒント。。です。

私は小学生の子どもがいる母親でもあるんですが、先日、あるお母さんのお話を聞いてハッとしたことがあったので、今回シェアできたらとおもい、タイトルにあげてみました。

具体的な相談内容は、その方の個人情報にもつながる可能性もあるので伏せますが、お子さんの事でヒヤリとしたことがあったそうなんですね。

目が離せない子どもを育てているとき =
自分の思うようにできないことが当たり前な時期
親にとってはストレス期でもありますよね。

子育て経験のある方には「わかるーーー」と
共感してもらえるんやないかなー?どうでしょう。

ママさんのお話の中で一番印象に残った嘆きはこんな感じでした。

「あの子が何も考えずにやったことでヒヤっとして、また次もあんなことになったらどーしよーって思った。
私も頭に血が上ってカーっとなってしまってていまだに体が燃えてるし、落ち着かん。もー、ほんとう、どうしたらええんやろー。」

って言うてたんですね。
最初の、「また次もこんなことがあったらどーしよー」を聞いたとき、
私は、「目の離せない子どもを、どうやったら落ち着かせられるんやろ?」

「どうやったらママさんが安心して子どもから目を離して、やらないといかんことに集中できるんやろ?という解決策を求めてるんかな?」って最初はちょっと思ったんです。

でもね、それ、違うんですよ。

話を聞きながらそんな風に自分の中で解釈していたんが2,3秒くらいかな。
でも、その直後に「あ、違う」って気づいたんですね。

ママさんの嘆きで言ってた二つ目の「どーしよー」ってやつ、

『私も頭に血が上ってカーっとなってしまった落ち着かんー。もう、どーしたらええんやろー』って言ってたここ、二個目の「どーしよー」のここ。こっちがママさんの一番言いたかったとこやー!って気づいたんですよ。

どういうことかというと、
朝の忙しい時間にご飯の支度や学校や幼稚園に行く準備を手伝ったり、子どもらが出発した後にすることを段取り組んでいたのに、
突然の子どものヒヤリ行動で、その段取りが全部ひっくり返されたら、えーーーー??ってなると思うんですよ。

その時に生まれた、ママさんの
「自分の苛立ちの持っていき場に困ってるーーー」ってことを、私に知ってほしかったんですよね。

相談じゃないんです。
ただただ、聞いてほしかっただけなんです。

ママさんの話を聞いてて私が気づいたのは、
彼女は子どものことについての私のコメントは欲しいと思ってない。
ヒヤリ行動に対する意見って、もしかしたら、別の誰かに言われてて、「もう、聞きたないわ」ってなってるんかもしれんなーって
思ったんですよね。

それで、今回のタイトルの「聞くときのヒント」に繋がるんですけどね、
私だったらこう思うとか、
私だったらこうするという考えは、
相談を聞く時いらんのです。

余計なことは考えないで、ただ心をフラットにして聞いてあげるだけでいいんじゃないかな、それが聞くときのコツでもあるんやないかなって思うんですよね~~。


相談を聞く人にとって、占い師もそうですけど、自分のとこに相談に来てくれたんなら、
きちんとアドバイスをせないといかん!
って強い使命感というか責任を持って聞いてしまいがちなんですけど、そういう気持ちは素敵なんですけどね、私だったらこうするってアドバイスは余計なお世話なんですよね。
きっと。

自分も占い師デビューしたころは、間違いマインドになってたことありましたよ。
相談者さんのお話聞いてカードから読んだ
解決策をお伝えして、それに満足して帰ってもらうのが「できる占い師」って思ってしまってたから、アドバイスを絶対言わないといかーーーーん!って思ってたことありました。


お話を聞く上で、自分のマインドは相談者のマインドと同じと思ってしまうと、本当に聞いてほしい部分を聞き逃してしまうから注意しないといけないよね。
まずは、ただただ聞いてあげるってことが大事なんだねー。。

というのが今回のお話で伝わっていたら、うれしいです。


この番組では、こんな話聞いてみたい、ここがよかったこうしたらいいよというアドバイスなどコメント欄・レターにてお知らせいただけると励みになります。

回を重ねるごとに、いろいろと改善していけたらと思っていますので、貴重なご意見お待ちしています。

それでは、今日はこのへんで。
タロット占い師キミノでした。
ご視聴ありがとうございました。


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