読書の秋の前に(7つの習慣)


七つの習慣という本はご存じでしょうか?

「なんとなく聞いたことがある本だなーー」といった感じの学生が多いんじゃないんでしょうか?私もそうでした!「世の中の多くのビジネス人が読んでいる本」で、持ってみると「分厚い・・」といった感想を持ちました。しかし、読んでみて、この本はぜひ就活をしている学生に読んでもらいたいと思いました。今回はその理由を説明していきます!


七つの習慣e0d00b3a820fc613d62220cd9eb08d92

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そもそもどのような本なのか?

「七つの習慣」と聞くと、何か7つの具体的な行動を決めるイメージを持つのではないでしょうか?」例えば、毎日ラジオ体操をするみたいな(笑)。しかし、そのイメージとは異なっています、、汗

では何なのか?それは、人が真の幸せ(成功)を掴むために必要な成長フローを7段階(7つの原則)に分けたものです!これらは階段状になっているため、1つ目の階段(原則)が基礎(習慣)となり、それをどんどん上がっていくことによって真の幸せを見つけることが出来る本なのです!


なぜ就活生に読んでほしいのか

就活をするときに自己分析をすると思います!自己分析は自分はどのような価値観を持っているのかや将来何をしたいのか等を考えると思うのですが、意外とやり方が分からないと思います。その際に役に立つのが第二の原則なのです。その第二の習慣をもとに自分の原則を見つけ、その原則に沿った企業を選ぶことが良いのではないかと考えています。


第一に習慣について

第一の習慣でテーマとなるのが「主体性」です!

就活で面接が上手くいかないときなどに、マイナスな感情になる経験をしたときあるのではないでしょうか?この章では「悩む」と「考える」の違いを明確化し、どのように行動をしたら良いのかが理解できます。そのために、本当の意味での主体性を理解しましょう。

この本における主体性とは、「自分の価値観に基づき、自分に対する影響に対して自分の価値観をもとに自分の反応を選択する事」です。一見難しそうですね。例を出すと簡単です。

例えば、学校で宿題を出されたとき、宿題を先生に出されたからやる。のではなく、宿題をこなす事が自分にとって将来研究をするために必要なものである。の様にいかに文脈に他者を入れずに「自分のやりたいことや自分の価値観」などの自分を軸とした反応の選択をしたかどうかが大切です。

ここからは少し難しい話になるのですが、刺激を受けてから反応をするまで、人間のみが4つの種類の反応を選べるみたいです!一つ目が自覚(自分自身を客観的に思考する能力)、二つ目が想像(現実を超えた状況を思考する事)、三つ目が良心(自分の原則をもとに、良し悪しを判断すること)、四つ目が意思(自覚をもとに、行動をする能力)です。

先ほどの例は、宿題を出されたという刺激に対して、意思という選択をし、反応として、前向きに宿題をした。になります。


次に大切なのは、関心の輪と影響の輪です。これを身につける事により、人生を簡単に考えることが出来ます!良く悩むのと考えるのは違うというと思います。どう違うのか、それがこの関心の輪と影響の輪の関係で示す事が出来ます。

例えば、ニューヨークヤンキースの松井秀樹さんのお話をご存じでしょうか?松井秀喜さんは試合前によく遅刻をするみたいです・・遅刻をすることはあまり良い事ではありません。

しかし、松井選手はあまり改善をしようとはしなかったみたいです。理由として「遅刻をしない事が大切だが、渋滞などの発生を私(松井選手)ではコントロールできない。渋滞がどうかよりも、その他のところで試合準備をする」見たいです。

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https://www.sanspo.com/baseball/images/20201229/npb20122907300001-p2.jpg 松井秀喜画像

松井選手の例の、「遅刻をしないことは大切なため渋滞だが」の部分が関心の輪です。「渋滞を自分でコントロールすることが出来ない」が影響の輪が及ぼせない範囲です。「その他のところで試合準備をする」が影響の輪です。

要するに、興味はあるけど(関心の輪)自分では何ともならない(影響の輪の外の部分)に対して反応をするよりも、自分で何とかなる部分を頑張ろうという事です!

影響の輪の内部で思考することを「考える」であり、影響の輪以外のところを考えることが「悩む」です。就活は人間とのコミュニケーションが多くて、何故面接で落ちたのかが分からない部分があると思いますが、面接が終わった後に、面接官に影響を与えることはできないので、その日の面接の事を忘れて、次の面接の事を考えることは大切なのかもしれません。

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第二の習慣について

この習慣は就活生にはぜひ読んでみてほしい習慣である。第二の習慣を読むことにより、就活のための就活軸ではなく、人生に生きる就活軸が出来るからである。その結果より良いキャリア選択をすることが出来るでしょう。

やり方は簡単です。想像してください。

「今、あなたのお葬式が開かれているときに、どのような悼辞を読んでほしいですか?」

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貴方が今思った事こそが人生で一番大切にしたいことです。いわば自分の原則が出来ます。それを達成できるような行動を日ごろからすることで、幸せな人生になります。

ちなみに私は、「周りの人を愛し、愛されている事、賭け事に勝ち続けている事、人生を楽観的に考えている事でした(笑)」。後は、自分が考えたものをもとに行動をすることがです。

言われてみたら単純なことだと思うのですが、意外と見落としがちなのです。例えば、この本の中には自分の原則に従っているようで、そうではない人々が多く出てきます。その例を二点ほど見ていきます。


一つ目は配偶者中心の場合です。配偶者が中心になると夫婦間や子供の問題を気にしすぎてしまう場合があります。例えば、子供の妻あるは、夫の機嫌により、その日の自分の態度が変わる事。また、子供の交友関係などにも興味を示すようになり、いつの間にか他の子どもの家庭と比較をしてしまいます。その結果、自分の原則ではなく、他者に従って行動する事になります。

二つ目は、教会中心主義です。教会の原則に従い行動をしている人がいます。清く正しく生活をしているように見えます。しかし、宗教を信仰することにとらわれ過ぎて、本来大切であった、目の前の人を支援する行動がとれなくなる可能性があります。

この二つの事例は、影響の輪内で行動をするのでは無く、影響の輪外の関心の輪で行動をしている。そのため、自分で出来る事に注意を割くのではなく、解決のしないものをずっと悩んでいる状態です。。

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この状況に陥らないためにも、自分のお葬式から逆算をして、どのような最後を迎えたいのかを思考し、原則を作り、それに基づいた行動をすることが大切です。

この原則を見つけ、具体的に考える事により、人生の原則が見つかります。どうしても、就活生は就活を成功させなければと、力が入ってしまい、就活のみにフォーカスをしてしまいがちです、、

しかし、就活は人生をより良くするための手段なので、人生の原則に基づいた就活軸を見つけ、就活軸にあったキャリアを選択をすることが大切だと思います。


実践をしてみて

悩みの数が減ったことが個人的には一番大きかった。自分に起こる現象全てに反応をしてしまっていました。その結果、悩みばかりで必要以上につかれてしまっていました。しかし、自分が影響を及ぼせる範囲を考えた結果、物事に自然と優先順位が付き、自分の出来そうなことから始めました。その結果、前向きに行動をすることが出来るように、いつも何か影響の範囲が広がりました。

今回はこの本を就活をしている人に勧めましたが、責任を感じやすい人にも改めて読んでほしい本だと思いました。

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