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📚義務感ではなく、自分のペースで習慣化

社会人になってから、本を手に取ることが多くなりました。

昔は国語という教科に苦手意識があって、何も考えずに計算をしてる方が楽だなとか、地図を眺めてるのが楽しいなとか、何事も感覚タイプのわたしは、何かを読んでどう感じたか、と問われることが苦手でした


大人になって、社会に出て直面したのは、何かを伝えるには言葉がすごく大事だということ

苦手で逃げていたものといやでも向き合わなければならなくなりました
そこで、手軽にできるのは何かなと考えた時に本を読むことだ、となりました

本屋さんで小説を買うこともあれば、雑誌や漫画を買うこともあります
最近は読みたいなと思っていた本をブックオフで100円〜300円になっているものを買うのがマイブーム
宝探し感がなんともたまりません。

最近はじめたプチ習慣があります。
本でも雑誌でも、なんでもいいから気に入ったフレーズや文章があったらペンを動かしてメモをすることです。

無印良品で買った数百円の文庫本ノート
これに書き留めています

習慣化をしようと、意識しすぎるとやらなきゃ、という義務感に追われてしまうので

気が向いた時にさっと本を開いて、いいなーと思うものがあればノートに書き込む
こんな感じで自分のペースでやっています
だれかに見せるわけでもないし、締め切りも期限もあるわけじゃないので、あっと気づいた時でいいかなと

あとで読み返したら面白いよなという、ちょっと先の未来に残せるものだなと、我ながらいい案ではなかろうか?


この文庫本ノートの最初のページに書き留めたのは、茨木のり子さんの『自分の感受性くらい』

ぱさぱさと乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

自分の感受性くらい  茨木のり子

昔実家の壁に、新聞の切り抜きでこの詩が貼られていました
兄の反抗期に参っていた母が貼っていたもの

今になって思い出し、改めて読み直した時昔とはまた違う感じ方になって、早速1ページ目に書き留めました

この文庫本ノートが刺さり、響く言葉でいっぱいになるのがたのしみです

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