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ニナ📞「てかね、中学校んときニナ、一平のこと好きやったよ」

(13 年前）
○ 体育館・会場（昼）
太鼓、応援団の音が響き渡る、熱気のある会場。バスケットボールの試合が行われている。
コートでは中二のバスケットボールスーパースター、一平がボールを持ち巧みなドリブルで相手をかわしていき、シュートを決める。
ボールがネットに入ると同時に歓声がわく。
観客「レッツゴー！一平」

そんな一平の活躍を2階の観客席から眺める、中二のニナ。
ニナとニナのチームメイトも試合の準備のためだけに階段を降りていく。

ビー！試合終了の音がなる。

○体育館・階段（昼）
下を向いて階段を下りていくニナと上を向いて階段を上っていく一平がすれ違う。
一平のチームメイトの1人が一平の肩に肩を軽くぶつけて、一平をいじるようニナの方をアゴでさす。
一平「やめろって」（恥ずかしそうに）
ニナはそのやりとりには気づいてない。
ニナのチームメイト「一平、通ったね、ニナのこと見よったよ」
ニナ心の中ではめちゃくちゃ嬉しいけど、バレないように振る舞う。

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○ニナの部屋（夜）
通話中のニナ、ベッドの中。

一平📞「今は？今も俺のこと好き？」
ニナ📞「いやー中学校んときの話しやけん」
一平📞「あっそ」
ニナ📞「もう、寝るけん」
一平📞「はいはい」（拗ねてる）