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緑仙の春嵐感想

ここで感想書いたんですが、長くなったので考察部分はこちらに分離させました。

感想

まずイラストを京子が書いているのが良いし京子の描く緑仙がちょうど自分の中の緑仙像とドンピシャすぎて。。。京子はこれ以外にも稀に緑仙のイラスト描いてくれて嬉しい。楽曲は本人の歌詞と受け取っても違和感ないくらい緑仙に馴染んでいるところが好き。

考察


・タイトルについて
春嵐というのは冷たい空気と暖かい空気が衝突して上昇気流が起こり荒れる。つまり虚像の自分と本当の自分がぶつかり合っている状態というのがこの曲。

・MVと歌詞について
VTuberと厄介リスナーを表している

虚像に塗れた私
まるで神様みたいね

本当の気持ちとか知ったかぶりで
気味が悪いの妖共め

何かを掴んだとて それで幻想 壊して
想いを冷ますとか愚の骨頂ね
ただの雑魚に取り合わないの

MVについて

緑仙の感情が噴き出すシーンで描かれている模様がSEEDs1期生のモチーフになっている。八朔と出雲がちょっとわかりにくいけど、勝くん(☪)ドーラ様(🔥)響子(🐐)桃子(🍑)クレアさん(🔔)社(🖥)八朔ゆず(🍊)名伽尾アズマ(☀)海夜叉(⛩)チャイカ(🌵)卯月コウ(🌙)出雲霞(🦑)になっている。

虚像(緑仙)の仮面が剥がれ落ちて本当の自分(仙河緑)が出てくる。

停戦を誓った僕の
人格は剥がれ落ちた
落胆を受け入れる覚悟を
持っているから
~(中略)~
わざと君を呼んだ
心朽ち果てられた
そんなの思い上がりでしょ?
どうせそうよね分かっているけど
馬鹿と君に言った 
煙たがった 
君を見て目覚めたの
愛されたいと願うのは罪というのね

緑仙が仮面の奥に隠した「君」(仙河緑)を呼ぶ。

わざと君を呼んだ心朽ち果てられた

こっちの「君」はどちらも緑仙。緑仙としてではなく本当の自分を愛して欲しいと願って壊れる緑仙を見ていた仙河は愛されたいと願うのは罪だと悟る。(先ほどから虚像と本当の自分の間で揺れ動いていたのは緑仙で仙河緑は裏でそれをずっと眺めていたので「馬鹿」だと言った)

馬鹿と君に言った 
煙たがった 
君を見て目覚めたの
愛されたいと願うのは 
罪というのね

サビで何度も登場するこの歌詞、ずっと疑問形だけど最後だけは「罪」であるということを確信している。

愛されたいと願うのは 罪というのね

自分(仙河緑)を愛してくれない虚像(緑仙)の自分の引退を惜しむファンに対する皮肉。サヨナラしたら最後。もう会うことはない。

サヨナラして焦がれたならまた笑いましょう

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