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「やらなきゃ病」に気づこう

SNSを覗いていると、いろんな人がいろんな試みを行っています。

音楽のコラボ、オンラインセミナー、ネット飲み会、などなど。

「提供できるものを差し出してお役に立つ」良いことだと思いますが、そういうのをたくさん目にしていると「自分には何も提供できるものがない」という焦りにさいなまれる時があります。

それで自分も「やらなきゃ」と、あれこれ考え出す。

ただし、ここで、何かを「やりたい」なのか「やらなければいけない」なのか、これを見誤ると辛いことのほうが増えてしまいます。

「やりたい」のかどうかを見極めるポイントは、

「自分が、普段から興味があり、すでに何らかの形でやっていることなのか」をよく考えること。

そうでない場合、非常時の焦りバイアスが働いて「やらなきゃ病」にさいなまれていることがあります。

普段やってないことをこんな時に出来るわけもありません。

一部のポジティブな人々の「ピンチはチャンス!」「いまが成長の機会!」なんて言説に触れても「やらなきゃ病」は発症するので、SNSと距離を置くのも予防手段のひとつです。

だれしも普段どおりでなくなる今の状況ですが、まずは自分がそうなっていないかをよく観察して認識することが、健全に過ごすコツではないでしょうか。

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