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「紅蓮のリベレーター」のここが好き①

※この記事には「ファイナルファンタジーXIV」のネタバレが含まれています。

はじめに

パッチ4.0のメインストーリーをクリアしました!ので、感想を書きます。
とりわけ印象的だった点やここが好き!という部分に触れていきたいと思います。

長いのでふたつの記事に分けます。

ストーリー編

ファンタジー要素薄め、戦記モノ仕立ての物語

「新生エオルゼア」では蛮神やエーテル、「蒼天のイシュガルド」ではドラゴン族や空に浮かぶ群島など、過去のストーリーでは印象的なファンタジー要素が沢山ありました。

「紅蓮のリベレーター(以下、紅蓮)」ではそういった要素は控えめだったように思います。

そのぶん、がっつり「人間vs人間」「侵略と抵抗」というリアルなテーマにフォーカスしているなと思いました。

テーマとしては重めですよね。
「紅蓮」突入前のパッチ2.5では、リセと共にギラバニアに向かう決意が描かれました。
「紅蓮」のストーリーのことを考えると、「これから戦争に参加するんだ」という覚悟が必要だったんだなと後から納得しました。

…いまだに「紅蓮」の舞台の呼称というか、位置関係がよくわかっていません。ギラバニア?アラミゴ?土地の名前か、国の名前かみたいなこと?

「侍」というジョブとストーリーとの関係

「紅蓮」のタイミングで新たに解禁されたジョブであり、ストーリー上でも超重要なポジションである侍。

侍もまた、ファンタジー要素からは離れたジョブだと思います。
刀で直接斬りつけるという無骨なスタイルに、ストーリーとの結びつきを感じてなりません。

当初は侍か…急に和の要素が…と若干困惑しましたが、ストーリーが進行するほど「紅蓮」を象徴する存在というふうに感じられて良かったです。

リセを主軸とした物語

終盤は特に顕著でしたが、「紅蓮」において主人公はPCではなくリセだったような感じがします。

リセの成長物語であり、リセが沢山の協力者と手を取り合い、アラミゴを救うまでの物語…といった描き方。PCはその中でも最強の協力者で、一番安心して背中を預けられる存在といったポジションでしょうか。

メインストーリーの描き方としても新生、蒼天とだいぶ毛色の違った感じで、とても長い積み重ねがありましたが、そのぶんリセがアラミゴの新たな指導者となった姿にはカタルシスを感じることが出来てとても良かったです。

あとシンプルにリセ、好き。

群像劇のよう

「紅蓮」の特徴として感じられたのは、リセ、PC以外にもメインキャラクターとして物語に関わった人物の存在です。

リセのよき理解者であり、アルフィノと同じくPCに憧れのような感情を抱くアリゼー。
ドマの侍、ヒエンやゴウセツ。
何気に新生から出番の続くラウバーンも印象的でした。

物語の舞台が転々とすることもあり、PC以外の視点で物語が進行することもしばしば。
これがMMORPGではなく通常のRPG作品だったら、操作キャラクターがリセとかアリゼーに変わってたんじゃないかな、と思った箇所もありました。

群像劇のように複数の視点で物語が語られることにより、それぞれの故郷や戦争に対する想いが強く感じられたように思います。
それによって、ラストの「ああ、終わったんだなな…」という達成感というか、やり遂げた感に繋がったんじゃないかと思います。

思い出すエピソード

ストーリーを終えてみると、ところどころONE PIECEのアラバスタ編に似てるな?というポイントがありました。

舞台のカラーというか、荒涼とした土地であったり…リセはビビのポジションでしょうか?

帝国と抵抗する現地民や侍、そこに外部の存在である暁の血盟一行が介入して…という図式もなんとなく。
暁の血盟は麦わらの一味的な。

ONE PIECEではアラバスタ編を終えると、空島への冒険に物語がシフトしていきましたが…「紅蓮」はまだまだ道半ばのようです。

これからの展開も楽しみです!

あとがき

今回の記事に続き、キャラクターやフィールド、音楽についての感想をまとめた記事を公開しました。
よろしければご覧ください。

今回の記事は以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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