ゲーミングおじいちゃんが急にスマブラ全く勝てなくなった話
予兆はなかった怖い話です。
アダルトな音声作品を初めて購入したらすごいスゴくて凄かった。
きみさんです。
初めての方ははじめまして。
神奈川、東京付近でいろんなゲームをやって生きています。
イベントは主にスマブラ関連に参加していますが
コロナが収まって活気が出てきたらUNDER NIGHT IN-BIRTHとかいろんなゲームのイベントに行ってみたいですね。
スマブラの実力に関しては普通くらい。
小規模30人くらいの大会ならほぼ上位リザルトには乗るけど優勝はできず、
国内最大規模の大会ウメブラなら一次予選は抜けて二次予選はぎりぎり抜けないくらいです。
関東でオフに出てる人なら知ってる人は知ってる、当たったらちょっと嫌だけど別に強くない程度のラー油みたいなプレイヤーですかね。
スタッフとかもやってたりするのでそっちで知ってる人もいるかもしれない。
オンラインだとさらに有象無象です。
オン嫌いだからほとんどやってないですけど、
スマメイト(レート対戦ができる非公式オンラインサービス、製作者は神)ではレートは1500~1600あたりをうろうろしてる程度。
可もなく不可もなく(むしろ不可かも)。
そんな私ですが
スマブラ総人口の中ではまぁ半分より上にはいるなと思っていました。
一応全ファイターVIP部屋(なんかオンラインで強い人が入れるモード 本当に強いんか?って人も多々いるがそれはナイショの話)に入れてますし。
オフイベントでフリー対戦をしてても
「この人には絶対勝てないな。」
と感じる人は大型大会上位に入るような人じゃない限りそうそういなかったので。
今回はそんな私の身に起きた一つの変化のおはなしです。
多分スマブラだけにかかわる話ではないけど今回はスマブラで気づいたのでスマブラメインで。
ことが起きたのは6月某日
その時私の世界戦闘力(なんかオンライン対戦での強さの指標)は750万くらいでした。
ペルソナ5の主人公、ジョーカーをメインファイターに据えて使用していました。
当時のスマメイトの世界戦闘力ランキングをみると30位くらい?
アップロードしてないだけでこれくらいなら正直いっぱいいると思いますが。
まぁ控えめに言ってもめちゃくちゃ低い方ではなくむしろ平均よりは少し上だったと思います。
当時VIPボーダーは731万くらいでしょうか。
まぁもう何があってもVIP落ちはないだろうな~と思っていました。
そんなある日、数時間ちょっと遊んでいたら
VIPボーダーすれすれまで落ちました。
もうマジかと。
30連敗くらいしました。
そのあとも全然勝てなくてVIP落ちにはならないけどなかなか世界戦闘力は上がりませんでした。
その前日まで、適当にやっててもVIPではほぼ勝ってたので何が起きているのかわかりませんでした。
異変が起こったその時、スマメイトはオフシーズンだったのでレートはわかりませんが余裕で1300下回っちゃうんじゃないのってくらい負けまくりでした。
昨日まで普通に勝てていたのに…
界隈のレベルが一夜にして上がったのでしょうか?
いいえ、リプレイを見る限りネスさんは元気にPKファイヤーを連打され、何もないところでブンブン踊っていらっしゃる。
ガノンさんはどりゃどりゃいってらっしゃるし、
テリーさんは何も考えずに下強を擦ってらっしゃる。
界隈に何も変化はないようです。
ということは変化したのは私。
私の身に一晩で信じられないほどの弱体化があったわけです。
心当たりは正直一つしかありませんでした。
が、リプレイを見て確信に変わりました。
一言でいうなら
『老い』
です。
プロシュートの兄ィ!
正確には『老化からくる判断力、反射速度の低下』ですね。
6月9日、私ははれて27歳になりました。
おめでとうございます。ありがとうございます。
27ですよ27!
私は学生のころ27歳はいい大人、もうおっさんだと認識していましたし、
とてもじゃないけどそんな年までゲームして遊んでるとは考えもしませんでした。
ところがどっこい、人間いくつになっても本質は変わらずガキのままなので
今でも毎日ゲームを楽しんでいます。楽しいです。
ですが今回、ついに肉体が出しているアラートに気づいてしまいました。
明らかに昨日まで見えていたものに反応できていない。
例を挙げるなら
・ピカチュウ、マリオなどの通常必殺技で飛び道具を撃ちながら接近しつかみ、またはその回避のための行動にリスクをつけてくる行為への対応
→飛び道具を認識したときには既に掴まれている。
・ピカチュウの上投げ雷等、投げからの強力な撃墜手段だがベクトル変更さえすればかわせる
→認識したときには既に復帰台からステージ中央に帰ってきている。
このレベルで判断力と反応が遅いです。
オンラインで遅延があるから~というのもありますが、にしても以前より全く反応できないです。
ジョーカーというファイターはその機動力から差し返しがめちゃんこ強いファイターなので、逆を言うと相手の差込が少し見えなくなっただけでもかなり致命的です。
コロナでオフが少ない今、オフに出ても今までのようにやれるのか?
正直不安で仕方ないです。
悪く考え出すとどんどん不安になるもので
「もう俺この世で一番弱いだろ…。」
と気持ちもどんどん萎えがちです。
少なくとも上記していた
『スマブラ総人口の中ではまぁ半分より上にはいるな』
という考えはもう持てないほどに自分の実力に残念さを感じていました。
どうすれば…どうすればこの状況を打破できるんだ…。
このままずるずる界隈から消えていくしかないのか…。
・感覚派(という言い訳)から理論派への転向
解決するのはこれです。
これしかありません。
鈍った速度は年齢からくるものなのでもう取り戻せません。
その分を知識からなる理論というほかの武器を研ぎ澄ませて何とかするわけです。
感覚派と理論派の話、結構出ますよね。
皆さんは自分はどちらだと思いますか?
感覚派だと思ってるあなた、本当に感覚派ですか?
正直な話私、スマブラのフレームとか数値的な知識、全然詰めてないんですよね。
極論なんとなくゲームしてるだけなんです。
何故かって、めんどくせぇからです。
お勉強が大嫌いでゲームで遊んでた俺が、なんでゲームでも勉強しなきゃならねぇんだよ!って感じです。
特に前作はリュカというなんかそんな強くもねーくせに掴んだらバカみたいな火力と撃墜を持ってて初心者帯では何も考えなくてもある程度勝てちゃう不快キャラ
で害悪プレイをしていたので、それが顕著でした。
これのせいでなんも考えなくてもつかみ連打して1引いたら格上にもなんか勝っちゃう!みたいなこと結構ありました。
まぁ圧倒的実力差があると本当に何も掴ませてくれなくて
ただの立ち回り弱いキャラなり下がったリュカが何もできず蹂躙されていたんですがね。
対戦ゲームってね、馬鹿でも遊べますが、馬鹿では勝ち続けられないんですよね。
というかそれで勝ててるんなら感覚派として納得なのですが、
私の場合、特段めっちゃ勝てていたわけではないので
その実態は感覚派という言葉を言い訳にして何も調べてない何も考えてない派というわけです。
今時感覚派でもフレーム表くらいしっかり調べて反撃とかしっかり取ります。
ちなみにコレ笑いごとではなく、オンオフ関係なくこういう人います。
というか、かなりの人が何も考えてないです。マジで。
体感少なめに見積もっても6割くらいは。
考えているふりしてるだけですね。
少し考えてゲームをするようになると、
今の部分何も考えてなかったな、
こいつ徹頭徹尾何も考えてねーな、
というようなことは試合見てれば分かります。
これは別に馬鹿にしてるわけじゃなくて
考えながらゲームをするのはめちゃくちゃ難しいって話です。
そもそも自分自身の手足じゃないものを使って
画面内という異世界のキャラを自分の思い通りに動かすなんて
なかなか普通に生きてたらやる動作じゃないですからね。
それを常に考えながら行うなんて!
とてもじゃないけど日ごろから意識して練習してないとできるわけないです。
でも何からすれば…?って感じになりますよね。
本当に難しいです。
今作入ってジョーカーに使用ファイターを変えた時に、
「強いけど何も考えてないとめちゃくちゃ弱いな」
と感じました。
前作のリュカみたいにこれだけやってれば勝てる!みたいなムーブがあんまりないんですよね。
なので前作に比べるとか~な~り考えて詰めるようになりました。
崖とかかなり比重を置いて考えてますね。
でもまだまだ甘い!
何となくで行動している部分が多いです。
というか現状私はまだ崖以外全てなんとなくです。
このなんとなくの部分を今まで若さ(?)ゆえの判断力でちゃっちゃとすましてた部分に大穴が空いたので
今後少しづつ埋めてくれるのが知識の部分というわけです。
とりあえず手っ取り早くどこから埋めてこうかな~と思ったとき
私はまず環境によくいるキャラの主要な技をガードしたとき、どの技なら上スマッシュで反撃を取れるかを調べました。
ジョーカーはガードからの反撃がかなり弱いファイターなのですが
一応最速で出せる上スマ(10F)がダメージが溜まっていれば撃墜できるので
この部分の知識があるだけでとっさの判断の時、「今撃墜できる」のポイントが増えてかなり助かります。
スマブラはダメージをどれだけ与えても相手に撃墜技を当てなければ勝てません。
逆に撃墜技を当てる機会が増やせればそれだけ勝利のチャンスが増えるわけですよ。
まぁジョーカーの上スマは判定スカスカなので振っても当たらないときが多くて悲しいんですが…
でもアルセーヌがいればそんなことはありません。相手は消し飛びます。
Easy WIN.
上の知識詰めただけで結構楽に撃墜できるようになりVIPボーダースレスレからは15万くらい高い世界戦闘力に戻ってきました。
なので知識を詰める方向性は絶対に間違っていないと思います。
が、前までの世界戦闘力のところにはまだ戻れませんでした。
若さは最大の財産ですね。
強い人からすればこんなこともやってなかったの???くらいのことなんですが
そうです、大半のプレイヤーはこんなこともやってないんです。
絶対に反撃取れない技にシールドキャンセルからつかみを入れ込んで、大きな隙をさらしているプレイヤー、よく見るでしょう?
俺です。
いや俺だけじゃないです。
マジで。
もう若さは戻れないので今後も知識を入れていって且つそれを実際に対戦の時に活かせるように
トーナメントで、フリー対戦で、宅オフで、オンラインで、
いろんなところで要練習です。
最低限前と同じくらい勝てるようになるまでまだまだかかりそうですが…。
正直少し前まではもうオフ大会運営スタッフとしてプレイヤーとしては身を引いてもいいかな~とか思ったりもしてたんですがね。
ペルソナ5という一番好きなゲームから参戦ファイターがいる今作はまだプレイヤーとして喰らいつきたいので頑張ります。
スマブラに次回作があったらさすがにもうジョーカーはいないと思うので素直に運営側に隠居ですかね。
何はともあれ
今後は理論派スマブラーに転向していきたい意気込み…
というか今後も遊んでいきたいなら転向を余儀なくされてしまったという話です。
みなさんは大丈夫ですか?
20代スマブラーのみなさん、老化は人それぞれ、個人差はあると思いますが
生きていたら必ずやってきますよ。
私みたいになーなーで考えずにやってきたプレイヤーの方、
明日、急に勝てなくなるかもしれませんよ。
個人名あげてないだけで僕の中で該当する人いっぱいいますよ。
知識を詰め込むなら今じゃないですか?
スマブラで勝ち続けるために
スマブラのフレーム覚えるか、不老不死の方法を編み出して若さを保つか
どっちのほうが楽かって話ですよ。
後者ができた人は俺に教えてください。マジで。
若さで反応で勝ててる人にも関係ない話じゃないかもですよ。
もちろん今も勝ててますが、あなたたちが知識で理論の土台を作ったら
若さ+知識
のもう私では絶対に手に入れることのできない強さの領域にたどり着けるんですよ。
掴もうぜ未来。
今後プレイ中に考えられることや技術が上がって今より強くなったり
はたまた長時間プレイしてない間に操作を身体が忘れて弱くなったり
強さが上下したりいろいろあるとは思います。
ただ老化で鈍った反応速度はもう二度と取り戻せないので
昨日までと同じスマブラはもう二度と出来ないんだろうなぁと
そういお話でした。
そんなわけで今日からデータ系理論派スマブラーとなった私と改めて皆さん対戦よろしくお願いします。
なお対戦中
まぁ……少しづつ……ね。
あと1年くらいは知識を詰め込めず活かせずただのパワー忍者かもしれません。
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