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お金で買えるものと買えないもの。

昔からよーーーーーーく言われてる言葉だけど、
最近ちょっと意味がわかってきた気がする。

20代、激務でも給与の良い会社に入って、
自分の能力を最大限発揮して、その上で出来なかったことをできるようになって、辛いと思うことでもひたすら継続して、結果を出して。
もちろん残業もガツガツやって、休日も出勤して、、、

そんなことやってたから、それなりにお金は貯まっていった。
なぜなら使う時間が無いから(笑)
残業代で増えたのもあるが、圧倒的にお金を使う時間が無い。

たまの休みにはウサを晴らすようにお金を使った時もある。
けれど、多少お金を持っても自分の金銭感覚や趣味嗜好は変わらなかった。
月額の目標貯金額は絶対キープ。
その上での消費。
「将来への不安」という平成生まれはほぼ全員埋め込まれてきたであろう言葉がそうさせた部分もあるが、、

心身共に仕事で疲労しているので、自己投資にお金を使う元気も無い。
友人のおかげで無理やりにでも海外旅行に行けてたのはすごく良かったなと思うけど。

時間や気力、知恵や知識はお金で買えない。
もちろん健康や経験、信頼できる人間関係も。

お金があればやりたいことができたり、選択肢が増えたり、
ピンチの時に救われることも事実。

でも、そこのバランスってすごく大切だし、
それこそ精神が安定していないと自分にとって居心地の良い状態って見極められない。

生まれた時から変わらず日本経済の未来に明るい話題はなくて、
実質賃金のマイナスは過去最長。
先進国(らしい)の中で唯一30年上がらない賃金。
格差社会の拡大。

言い出したらキリがない不安の中で、どうしてもお金に強く執着していた。
間違っていたわけではない。頑張って身についたこともたくさんあるよ。

追加で頭に置いておきたいこととして、
お金で買えるものと買えないもの、どちらで精神が安定するか、
どんな割合で自分らしくいられるかって、正解がない。
まさに人それぞれ。

「お金はすべてじゃない」、「お金があるから精神安定する」。
相反する言説はどちらも真実だけど、その答えは自分の中にしかないんじゃないかなあ~

自分をどこに置いたらご機嫌でいられるか。
自分の気持ちを大切にすること、ささいなことでも自分の気持ちの変化に気づくこと。
上手になりたいなあ~


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