小代 史章

株式会社給与設計事務所 代表してます。小代(おじろ)です。 一般社団法人給与設計士協会…

小代 史章

株式会社給与設計事務所 代表してます。小代(おじろ)です。 一般社団法人給与設計士協会 理事もしております。 「給与設計学のすヽめ」おすすめです。

最近の記事

給与(人件費)を「有効」かつ「適正」に支払っていますか?

こんにちは。給与きめ太郎です。 人件費を「有効」ってどういう事でしょうか? 有効とは、生産性向上を向上させることを指しています。 生産性向上をもっと具体的に言うと ① 売上をあげる ② 原価を下げる ③ その他の固定費を削減する といった目標になります。 給与設計の考えでは、各業務(仕事)を手当にしますが その手当に、上記の3つの意味合いを持たせるようにします。 そうすることで 経理・総務などの数値で置き換えられない業務を 行っている方でも手当化しながら、生産性向

    • 人材育成は可能なのか?(人事評価で行えるものなのか?)

      人材育成とは、OJT・OFFJT・自己啓発、さらに広く解釈すれば、人事評価・ジョブローテーション制度・目標管理制度・メンター制度などを言います。その中の人事評価で人材育成が行えるものなのでしょうか? 給与設計の考え方では、人材育成は人事評価でできるものではない。「人は育てるものではなく、育つもの」だと考えます。そのため、人が育ち自立性を持って仕事をできるような環境整備を行うことが、経営者・幹部社員の責務だと考えているためです。  中小零細企業では、専門で人事評価を行う人を

      • noteはじめました

        給与体系には、メンバーシップ型とジョブ型があります。 ●メンバーシップ型給与体系 メンバーシップ型とは、「人に仕事を割り振る型」です。旧来からある等級号俸制などの給与体系が当てはまります。 特徴は、終身雇用を前提としていているため、人を長期的育てる仕組みとして戦後の日本を支えてきた体系といえるでしょう。 経営環境が安定しているときは、年功序列で毎年給与の昇給が保証されているため、生活保障としては安心して働ける給与体系であるといえます。 ただし、 人に仕事を割り振

      給与(人件費)を「有効」かつ「適正」に支払っていますか?