[旧裏]博士大好きスリーパー

前書き

※過去のデッキ名「じじい専門スリーパー」についてのお詫び

タコトプスという人から「マサキとウツギはじじいじゃないからじじい専門じゃないだろ」という指摘がありました。確かにその通りです。ただ、デッキのインパクトを求めて1いいねでも多く稼ぎたくて、このような名前になってしまい申し訳ありませんでした。というわけでこのデッキのデッキ名は「博士大好きスリーパー」に改名します。ちなみに反省は1ミリもしてない。

※もうひとつこのデッキのスリーパーの性別の解釈がプレイヤーによって異なっているようです。どちらとして想像するかは読み手の方におまかせしますのでお好きな方で解釈してください。ってどうでもいいか…

皆さんはスリーパーがロリコンだと偏見だけで決めつけてないか？いや、世の中には色んなスリーパーがいるはず、スリーパーなら全員がロリコンなんておかしい。今回は図鑑説明を覆す。ロリコンじゃないスリーパー。じじいが大好きなスリーパーを紹介しよう。このデッキはコントロールデッキとなっており普通のデッキと殴り合うだけならポケモンの少なさや打点効率の悪さから絶対に負けてしまう。必ず相手を事故らせてなにもさせずに勝つことを重視しよう。

デッキ紹介

博士大好きスリーパー

・使用殿堂　高槻殿堂2021年10月(高槻殿堂2023年4月でも使用可能)
・新殿堂でも使用可能(ミニスカート★2、おうごんのみ★2)
・うずまき殿堂2023年7月だと1点オーバー(ミニスカート★3→★4)
・ハレツー殿堂2023年2月だと3点オーバー(ミニスカート★3→★4、ポケモン回収★0→★1×2)

ポケモン15
スリープ(ロケット団)4
スリーパー(化石)3
スリーパー(拡張シート緑)1
アンノーン(FIND)4
コラッタ(ロケット団)2
マンキー(ジャングル)1

トレーナーカード39枚(うちドロソ14枚)
オーキド4
マサキ4
クルミ4
スパイ作戦2
おうごんのみ1★1
にせオーキドの発明4
リサイクル4
礼儀作法4
ポケモン交換おじさん1
遺跡の石板1
ロケット団参上2
ミニスカート1★3
パソコン通信2★4
抵抗力低下ジム2
ポケモン回収2
夜の廃品回収1

エネルギー6
基本超エネルギー6

動かし方

1.まず「ミニスカート」で博士達を誘惑して、山に戻す。

2.「アンノーンFIND」でドロソをサーチして展開した次のターン。スリーパー(化石)の技「みらいよち」で下記記載のドロソ達を山札の下に置いて相手が動けないようにする。

相手がドロソを手札に加える前のターンに「にせオーキドの発明」を使う。サイドにいいカードが落ちていないならサイドを総入れ替えしてもらい博士達をサイドに送る。

サイドにいいカードが落ちているなら「スリーパー」の「みらいよち」で粘るのもあり。

そして2に戻る

それを繰り返すと山札にドロソが多くなり、サイドにドローカードが落ちる可能性が上がり、最終的にサイドの多くがドローで埋まるデッキ事故のような盤面が完成するだろう。あとは相手の育たないポケモンを「ナイトヘッド」で殴ってイージーウィン。

※画像はイメージで実際ここまで上手くいかない

♥仮想敵♥ (相手に引かせたくないドロソ)

オーキドはかせ:スリーパーの好み。引かれると一気に展開される危険カード。なんとしても阻止しよう。

ウツギはかせ：こちらもスリーパーの好み。引かれたターンに「リサイクル」+「ミニスカート」を決めればまだセーフ。それが出来ないなら一気に展開されて負け。

マサキ：まあまあ好み。引かれても巻き返せないこともある。とはいえ普通にまずいので引かせないように

カツラのクイズその1,2,3、カツラのギャンブル、カツラの奥の手：好みだが連れてきてくれる人が少ないので全然釣れない。ていうか使ってくれそうな人がこのデッキ握ってる…

スパイ作戦：かっこいいので好み。　今までロックした手札を捨てられて展開されるから厄介。ただ、「マチス」というカードには興味ないらしい。一体なぜなんだろうか？

クルミ：ラジオにてあのオーキドと共演した憎き女。絶対消してしまおう。こちらも「マサキ」と同じで巻き返せない可能性がある。とはいえ危険なカードなので基本的には引かせない

ナツメの眼：あの有名な映画スターのハチクさんと共にカード化された憎き女。消してしまうおう。せっかく溜め込んだ手札をいいカードに変換されてやっかいなカードなので引かせないようにしたい。

エリカ：ジムを覗き見してるおじいさんを虜にする憎き女、絶対消してしまおう。「マサキ」よりドロー枚数が多くて厄介。これが入ってるデッキ=盤面の要求値が高いという事なのでロックが刺さりやすいということになる。

個別解説

スリープ4

エネなしで眠りを狙えるのが優秀で他のデッキにもピン差しされがちなカード。「スリーパー」の進化前としても優秀。バトル場を進化させる前は必ず「えんかくさいみん」を使うようにしよう。

スリーパー(化石)3

今回のメイン。某カードショップで在庫がトップクラスで余っているらしく安価で買うことができた(購入時の2021年の相場)山札を3枚も見ることが出きるので要らないカードをデッキトップに固定するのが容易となっている。ただ、所詮運ゲーなので失敗するときはある。

スリーパー(拡張シート緑)1

ジムを剥がされたときの抵抗対策。大会では特に使用しなかった。

アンノーン(FIND) 4

本番で見事にサイド落ちしまくってくれた。一人回しでは全然落ちなかったのに…特殊能力「FIND」は山札から好きなトレーナーカードを持ってこれる。これを早く利用できるようにするため4匹のアンノーンをいち早く揃えやすくできるようにドロソは最低限にしてポケモンのサーチカードを豊富にしてある。

「アンノーンI」は手札から出したときに「アンノーン」をサーチする効果を持つので実質3匹分のサーチでアンノーンが揃う。また「アンノーンI」の能力を早めに使っておくとデッキが圧縮されてドロソに触れる確率が上がったり、「ポケモン回収」が実質サーチカードになるので早めにサーチすることをオススメする。

コラッタ(ロケット団)2

サイド落ちした「アンノーン」と「ミニスカート」を救出する。「ミニスカート」使用した次のターンにデッキトップを固定して次のターン動きやすくするコンボも出来る。ただこのデッキの場は「スリーパー2匹」と「アンノーン4匹」で完結しておりただでさえ足りないベンチが埋まるのが欠点。不要になったら「ポケモン回収」で手札に戻そう。

マンキー(ジャングル)1

ポケモンを15匹にするための調整カード。「ミニスカート」使用後にデッキトップを見て安全かどうか確かめるのに使えるのだが、残念ながらベンチスペースが無い。「メノクラゲ」か「コラッタ(ロケット団)」にするべきだった。

オーキドはかせ4
マサキ4
クルミ4

必要最低限のドロソ。相手に引かせるデメリットとトレーナーが使えないデメリットが重いので「エリカ」も「ウツギはかせ」も「パソコン大暴走」も使えない。不安の残るドロソの数だが、「パソコン通信」の多さととりあえず「アンノーンFIND」が完成すれば事故らない要求値の低さからこれでも安定して回すことが出来る。

スパイ作戦2

ドロソとして使うのは勿論。このデッキにおいては相手の手札を見れる効果が強力。もし相手の手札がほとんどトレーナーカードだったなら「ミニスカート」で手札破壊を狙うべき。

おうごんのみ 1 ★1

「スリーパー(化石)」の耐久を上げるカード。これを使うと実質HP130となり簡単には負けなくなる。

ロケット団参上2

「アンノーン」と「ミニスカート」がサイド落ちした時のケアのため必須。「にせオーキドの発明」ともコンボになってる。

にせオーキドの発明4

相手を事故らせるのに重要となるカード。上手くいけば相手の重要なドロソの多くをサイドに送り込むことが出来る。

相手は事故っていてサイドカードは取れないはずなので上手くいけば6枚のカードをゲームから除外することができ、相手に運負けを強要することが出来る。このデッキのキーカード。

「スリーパー(化石)」の「みらいよち」でトップを見た時に次に引くカードが上記のドロソになったタイミングでこのカードを使うとよいが、サイドを見た時に大量のドロソが落ちていることが確認出来たらあえてサイドを変えずに「みらいよち」してもよいので自由度の高いロックカードである。

このカードを入れるときに「ういさん」が第2回杉並旧裏杯で使用していた「鋼ピジョット」を参考にしている。

第2回杉並旧裏杯使用デッキ(杉並殿堂2019) - uiblog

リサイクル4

状況に応じて戻すカードが変わる。

回らなさそうなら「オーキド博士」、相手が再展開しちゃったなら「ミニスカート」、相手の山札がドローだらけで絶望的なら「にせオーキドの発明」、ポケモンが足りないなら「夜の廃品回収」。様々なカードを戻すことが出来る。

礼儀作法4
遺跡の石板1
ポケモン交換おじさん1

過剰な数のサーチカード。後述のパソコン通信も含めるとサーチカード8枚になる。とにかく「アンノーン」を揃えることに全力を注いでいる。使用するときは「アンノーン」と「ミニスカート」のサイド落ちはしっかり確認すること。

「遺跡の石板」だと「アンノーンI」の「インクリーズ」が使えないので「遺跡の石板」でサーチする「アンノーン」は他のにしないといけない点に注意(「遺跡の石板」が手札に加えるだったらこっちを多めに入れたのに…)

ミニスカート1★3

一枚でハンデス出来る糞ゲーが加速するカード。今回は一枚だけ採用。サイド落ちが若干怖いが、「パソコン通信」の方が大事なので仕方ない。

このデッキの場合は「パソコン通信」や「アンノーンFIND」でサーチできるので狙ったタイミングでサーチすることは容易。

また「アンノーンFIND」が完成していれば「ミニスカート」後のリカバリーも簡単にできてしまう。

パソコン通信2★4

このデッキは1ターン目に止まるようなら負けなので「ウツギはかせ」や「パソコン大暴走」は採用できない。そこで「オーキドはかせ」の代わりになる「パソコン通信」を殿堂を消費してでも2枚採用。また、状況に応じてハンデスに持っていける「ミニスカート」、サイド落ちの「アンノーンFIND」を探す「ロケット団参上」、足りてない「アンノーン」や「スリーパー」、「エネルギー」になるなど幅広いカードの代わりになれるので汎用性が高い。

「パソコン通信」が多いとデッキ内の殿堂が少なくなるし、「アンノーンFIND」でサーチできるカードが少なくなるので弱いのではといわれることもあるが、そもそも「アンノーンFIND」が揃わないと対戦にすらならずに負けてしまうし、そろえた後も「アンノーン」には「ミニスカート」やそれをケアするドロソ。「スリーパー」サーチの「ポケモン交換おじさん」やエネルギーサーチの「パソコン通信」をサーチしたり、ロック用の「にせオーキドの発明」やカードを使いまわす「リサイクル」をサーチしたりやらないといけないことが多いのでいうほど無駄にはなっていない。

抵抗力低下ジム 2

抵抗対策、超タイプのアタッカーを採用するデッキなら欲しくなる。

夜の廃品回収1

2枚入っていたのを削って1枚。初動がとにかく大事なので終盤で活躍するこのカードを抜くことにした。どうしても足りないならリサイクルに頼ろう(コインが裏なら知らん)

ポケモン回収2

ベンチスペースが足りてないので必要。主に「コラッタ(ロケット団)」を回収する。また「アンノーンI」「アンノーンF」を回収してもう一度特殊能力を使う方法もあるので、状況によっては実質サーチカードにもなる。

超エネルギー 6

「スリーパー」2匹に貼れる枚数ちょうど。とにかく初手で動かないといけないので本当にギリギリ戦える枚数しか入れていない。

あとがき

「スリーパー」はエネさえ貼れれば「やさしいランターン」の上位互換なので強いカードだが、これ一匹で六縦は相手をちゃんと事故らせないと達成できない。サイドで圧倒的有利を取っていてもドロー一枚で返される可能性が高く非常にギリギリの戦いとなりやすい。強いデッキでは無いが、勝てないわけでもない、スリルを求めるものにオススメのデッキ。

個人的に去年組んだデッキの中で一番好きなデッキだったので個人的にデッキ賞を贈りたい。