[旧裏]グドラボット[ウツボット杯環境考察付き]
前書き
皆さんはウツボットというカードを知っているだろうか?
このカードは旧裏の中でも最高クラスのガッカリキラカードとして古くから親しまれている(某カードのモリ○フェンみたいな扱い )理由がいくつかあり。進化前である同じ拡張パックに収録された「ウツドン(ジャングル)」と比較すると
と、下手したらウツボットに進化させずにウツドンのまま戦った方が強いんじゃないかとなるぐらい弱い。
さそうかおりは悪くない技ではあるものの…
どちらの技も後の旧裏カードでは進化を残したたねポケモンが同じ技を持っていたり、1進化で完全上位互換の技が使えたり、どうやらウツボットの技はそれぐらいのレベルのようだ…
※テキストには書いてないけどウツボットのさそうかおりも当然控えが居ないと使えません
今回はそんなウツボットを絶対デッキにいれないといけないウツボット杯に参加してきたのでその時使用したデッキを紹介する
大会ルール
実はウツボット杯は自分が旧裏始める前の頃から開催されていた企画だ
その時の詳しいルールは割愛するがレポートを読んだり動画を見たりして印象に残ったのは…これウツボット使ってなくね…
あまりの使われ無さに「ポケモン交換おじさんウツボット」や「オーキドウツボット」という使わない前提のコンボ?が大流行し、ウツボット杯なのにウツボットを活かしたプレイヤーはあまり多くは居なかったようだ
しかし今回の大会は違う
・まず基礎ルールとしてプレイヤーは最初に持ち点を4つ持っている
それを1回戦はお互いに1点、2回戦以降はお互いに任意の数を賭けて(お互いの意見が食い違う場合は少ない方に従う)買った方が賭けた点数を全て貰えるというルール
・さらにホウオウチームとルギアチームに別れてそれぞれの点数1位とデッキ賞を獲得した3人のプレイヤーが上位賞を獲得できるようだ。
そして
今回本気でウツボットを使わせるために用意されたルールが多くあり
・ウツボットラインは最低2枚ずつ採用
・炎タイプや鋼タイプの大半が使用禁止
・ツボと名前に含むポケモンをデッキにいれると殿堂ポイントが増えて実質★16まで殿堂ポイント使える(マダツボミ、ウツボット、エリカのマダツボミ、ツボツボ)(エリカのウツボットには殿堂ランクがあるので相殺)(_のラッキーや_のピカチュウにツボと書いても無効)
そしてこの画像には書いていないが
・ウツボットでサイドを取って勝ったらウツボットが取ったサイドの分だけ追加で点が貰える(以降ウツボットKOと記載)
という重要すぎるルールがある。
これによりウツボットは点数に干渉する唯一無二の効果を手に入れ、点数1位になるためにはウツボットの力を借りる必要があるかもしれないルールになっている。
大会前の環境考察
自分が大会前に思っていた環境考察を書いていく
(実際の大会の結果と異なる部分はあったがとりあえず当時考えていたことを書いていく)
まず、ルールを聞いて真っ先に思ったのは、これチーム戦じゃなくね!?ってこと
一応ホウオウチームとルギアチームには分けられるもののその中で1位を決めるルールのため、チームメイトはむしろ足を引っ張ってくれた方が好都合なルールだ。
なので「チームがピンチだから博打しなきゃ」って思いながら思考停止で得点を全賭けする必要は無く、ある程度ウツボットKOが貯まったと思ったらあえて賭ける数を少なくして味方の爆死を見守る選択肢も存在するので覚えておこうと思った。
今回のデッキの話だがウツボットKOをたくさん稼いで勝つ作戦を考えて大会に挑むことを決意
理由としては余裕を持って勝ちたいのと万が一全員がウツボット使わない方が強いという結論にたどり着き、昔のようにコストにしかされないウツボットを見たらネコアルツさんが悲しむと思ったから
どんなに過酷でもせめて自分だけは…必ずウツボットでサイドを取れるデッキを作ると決意した。
今回の大会において自分が思い付いたウツボットを活かすデッキは以下の通りだ
・リムーブウツボット
・わるクロボット
・メガバナボット
順番に説明する
リムーブボットはツボポケモンをフル投入し、殿堂を全てリムーブ系にして相手のエネルギーが無い状態にしてウツボットで相手を倒してウツボットKOを狙うデッキ
相手に少しでも勝ち筋を残すように立ち回れると「オーキドはかせ」でわざとデッキ切れされなくなり稼ぎやすい
わるクロボットはあの有名なスイカさんが考察したわるクロ予備校の卒業生の一人であるウツドン(ウツボットではない)を活かしたデッキ。今回の大会においては「わるいクロバット」でダメージを与えてとどめだけ「ウツボット」が持っていけばいいので上手く役割分担をすればウツボットKOを稼ぎやすい
メガバナボットは一般的なメガバナに「ウツボット」を混ぜたもので「メガニウム(neo1)」の特殊能力のお陰で「ウツボット」も「フシギバナ(第一弾)」もにげエネが1で逃げやすいからウツボットKOもとりやすい
これらの3つのデッキで一番面白そうなのがリムーブウツボットなので筆者は早速店舗ストレージでいままで持ってなかった「マダツボミ(ジャングル)」と「ツボツボ(neo1)」を買いに行きデッキ賞も狙え、あわよくば大量のウツボットKOを稼げる面白デッキを組む…はずだった…
この3つのデッキを無きものにする最悪のデッキの存在に気づいてしまった。殿堂をオーバーしていないか再度殿堂を確認しているときにやつがいた。それは「タケシのロコン(ジム拡張1/タケシ)」だ!!
このポケモンの何がやばいのかと言うと簡単に言えば殿堂2点で「エリカのプリン」が採用できるようなものと言えば一瞬でヤバさがわかるだろう
先ほど考察していたようなデッキやツボポイント用のポケモンなどはこのタケシのロコン(ジム拡張1/タケシ)1匹に少ない要求値でワンキルされてしまうのだ。具体的にはこのような感じ
・タケシのロコン(ジム拡張1/タケシ)+炎(レインボー)エネルギーで確1
「マダツボミ(ジャングル)」HP40
「マダツボミ(拡張シート緑)」HP40
「エリカのマダツボミ(ジム拡張1)」HP40
「エリカのマダツボミ(エリカ)」HP40
・タケシのロコン(ジム拡張1/タケシ)+炎(レインボー)エネルギー+プラスパワーで確1
「エリカのマダツボミ(ジム拡張1/エリカ)」HP50
「チコリータ(イントロneo)」HP50
「フシギダネ(拡張シート青)」HP50
「ツボツボ(neo1)」HP50
このように「ウツボット」を活かしたデッキを作ろうとしたプレイヤーを全否定するワンキル性能
ツボポイントポケモンは1匹除いて全員簡単にワンキルされてしまうのだ。
また、唯一闘タイプである「ツボツボ(neo3)」なら「タケシのロコン」のワンキルは回避できるが、今度はツボポイントで自然に組み込める「エリカのマダツボミ(ジム拡張1/エリカ)」+「プラスパワー」にワンキルされてしまう。
しかもこちらに関してはエネルギーの色がなんでもいいので極端な話、炎単でも自然と戦法に組み込める(一応炎ポケモンのほとんどは使用禁止なのでデッキを組む難易度は高い)
必要パーツが少なすぎるために「炎エネルギー」か「レインボーエネルギー」を自然に組み込めるデッキに入れるもよし、「ナツメのケーシィ」を入れて「ズバット」や「ドガース」などセットで使われそうなカードも一緒にワンキルするデッキを作るもよしとタケシのロコン(ジム拡張1/タケシ)を乗り越えなくては優勝はほぼないであろう環境。
自分が使う側になる選択肢もあるが、そんな「ウツボット」愛の全く無い勝ち方だと主催のネコアルツさんが悲しんでしまう。でも草ポケモンを使うとワンキルの餌食になるのに「ウツボット」はエネ拘束の重い草エネ起動のポケモン。
草エネルギーが自然に組み込めてなおかつウツボットKOが自然に狙えてタケロコワンキルを回避しやすいポケモン…そんな都合のいいポケモンがいるわけ…
いた!?
この「キングドラ(neo3)」&「ドードリオ(ジャングル)」というカードは
・「キングドラ(neo3)」の攻撃に必要なエネルギーは何タイプでもいいので草エネルギーで攻撃してもいい
・「キングドラ(neo3)」の必要なエネルギーはたった1枚でしかも耐久が高いため普通に対戦しているとどこかで手貼り権が余るようになっている。その余った手貼りを「ウツボット」にすることで自然とウツボットKO用の「ウツボット」を育てられる
・また「ドードリオ(ジャングル)」と「リサイクルエネルギー」の採用により「キングドラ(neo3)」はいつでも逃げる事が可能で好きなタイミングで「ウツボット」にスイッチ出来る。そして「ウツボット」も「リサイクルエネルギー」を貼ることで即座に逃げることが出来、再び「キングドラ(neo3)」に削りを任せることが出来る。
・進化前の「タッツー」と「ドードー」はHP50の雷弱点であり炎は逆に弱点をつける。また、普段のルールと違いウツボットライン6枚が採用カードの邪魔をしてるこのルールにおいてワンキル用のポケモンを全色入れるのは相当厳しい。そうなると弱点を付けず実質弱体化している水タイプワンキル用の雷ポケモンを妥協して抜く可能性が高くなっておりワンキルがされづらくなっている。
・また先ほど自身で上げたウツボットデッキのうちリムーブボットとわるクロボットには相性有利であり、「ウツボット」を活かしたデッキにも負けにくい
書けば書くほどメリットが出てくる最強のウツボットデッキとなった。
今回はこの最強のウツボットデッキについて解説していく
ちなみにデッキ名はなんかテトラポッドみたいでいいなと思ったのでそのままグドラボットにした。
デッキ紹介
・使用殿堂:ウツボット杯オリジナル殿堂
・ハレツー殿堂2023年2月でも使用可能(突風★2、リサイクルエネルギー★1×2、ポケモンセンター★1×4)
・クラシック殿堂2016でも使用可能(突風★1、リサイクルエネルギー★1×2、ププリン★1)
・新殿堂だと1点余る(突風★2、リサイクルエネルギー★2×2、ププリン★1)
・高槻殿堂2023年4月だと2点余る(突風★2、リサイクルエネルギー★2×2)
・うずまき殿堂2023年11月だと4点余る(突風★2、リサイクルエネルギー★1×2)
・名古屋殿堂2024年5月だと2点オーバー(突風★3、リサイクルエネルギー★1×2、ポケモンセンター ★1×4、ププリン★1)
・プレイジム殿堂だと3点オーバー(突風★1、リサイクルエネルギー★1×2、ポケモンセンター★1×4)
ポケモン24枚
キングドラ(neo3)4枚
シードラ(neo1)4枚
タッツー(neo1)4枚
ウツボット2枚
ウツドン(ジャングル)2枚
マダツボミ(拡張シート緑)2枚
ドードリオ(ジャングル)2枚
ドードー(第一弾)2枚
ラッキー(拡張シート青)1枚
ププリン(neo2)1枚
トレーナーカード28枚(うちドロソ15枚)
オーキドはかせ4枚
ウツギはかせ4枚
クルミ4枚
ナツメの眼2枚
ラッキースタジアム1枚
ポケモン交換おじさん4枚
ポケモン育て屋夫婦1枚
礼儀作法1枚
ポケモンセンター4枚
夜の廃品回収1枚
超エネルギー回収1枚
突風1枚★2
エネルギー8枚
リサイクルエネルギー2枚★2
基本草エネルギー6枚
動かし方
今回は簡単で大量のサーチカードを活かして1ターンでも早く1匹目の「キングドラ(neo3)」を立てる
そして1匹目でターンを稼いで「ドードリオ(ジャングル)」、「ウツボット」、2匹目以降の「キングドラ(neo3)」をたてていく感じになる。
それぞれの役割等は個別解説で
個別解説
キングドラ(neo3)4枚
シードラ(neo1)4枚
タッツー(neo1)4枚
今回は全て4枚採用。
理由としてはスイカブログに書かれていたグドリオの配分をパクって回してみて実際強かったから
ラインを妥協せずグドララインは現物を引く可能性を高めてサーチする回数をなるべく減らし、「ドードリオ」や「ウツボット」の完成に「ポケモン交換おじさん」を使う動きは強力だった。
技のりゅうのいでんしは1エネで「シードラ」の技(だくりゅう)(あわ)技を使うことが出来る。一見ウツボットと何も関係ないように見えるが、実は30+30+20というのは環境に多く存在するHP70~80ラインをちょうど倒せるラインとなっている。これによりウツボットKOを決めやすく非常に強力だ
あわの方も様々な場面で使えて、HP60をウツボットKOラインまで削ったり次のターンに「ウツボット」に用意できそうなときに時間を稼ぐことが出来る。
またグドラの耐久が高く、「ウツボット」を育てる時間を稼ぐことが出来るようになっているのも相性がいいポイント。
気を付けるべき点としては無理にウツボットKOに拘りすぎない事、それで相手に反撃のチャンスを与えてしまうと本末転倒だからだ。勝つこと第一に優先し、第二にウツボットKOぐらいの気持ちでいこう。
ウツボット2枚
ウツドン(ジャングル)2枚
マダツボミ(拡張シート緑)2枚
強制投入枠
ただ今回の「ウツボット」は相手を倒して勝つとポイントが入るのでまるで社長のように接待しながら大切に守らなくてはならない。
あまり「ウツボット」の特徴を活かしていないデッキ(さそうかおりでロックするとか、ようかいえきで逃げを封じてロックするなど)に驚く声があったが、ウツボット杯で対戦相手がウツボット対策をしていないはずがないのでそういったデッキを組むことは事実上不可能、仮に出来てもメタに翻弄され勝率の低いデッキ賞狙いのデッキになってしまう。たまに遊びでそういうデッキを組むことあるものの、貴重なウツボット杯でそれはしたくないとうことでちゃんと堅実なグドラデッキになった。
ドードリオ(ジャングル)2枚
ドードー(第一弾)2枚
このデッキの影の主役。この大会は「ウツボット」はなるべく消耗させずにウツボットKOしっかりもっていく事が重要となる。そうなるといつでもベンチに戻れる手段が必要になりこのカードが重宝する。それ以外にも相手の「ウツボット」のさそうかおりでロックされづらくなる役割もあり、「ウツボット」対策も完璧
ラッキー(拡張シート青)1枚
壁として優秀、水エネルギーを入れていない関係上序盤は攻撃できないので「ラッキー(拡張シート青)」を壁にする方針にした。
「マダツボミ(拡張シート緑)」や「ウツドン(ジャングル)」で殴るのもありだが、そんなことしてると「ウツボット」まで持たないので基本的にはオススメしない
ププリン(neo2)1枚
壁。相手がもし「プテラ(化石)」や「わるいラフレシア」を使ってきた時に「ウツボット」のカモにしたいので入れておいた。ほぼ居ないだろうとは思っていたけど、そんなこと言っていざ当たったら一生後悔することになりそうなので入れることに。
なにより「ウツボット」の「さそうかおり」が大活躍して勝つのはロマンがある。
そこを恐れないなら2枚目のラッキーがオススメ
オーキドはかせ4枚
ウツギはかせ4枚
クルミ4枚
いつものドロソ。特に抜く意味もないので妥協せずに4投
ナツメの眼2枚
今回使ってみて評価が大きく上がったカード。グドラデッキもウツボットラインも進化ラインが多くいる関係から手札に使えないカードを多く抱え込みがちになる。
そこで「ナツメの眼」を指しておくことで今は不要なカードを別のカードに変えることが出来るのは非常に評価が高かった。不要カードが多い=手札が多いという意味なのでドロー枚数は「マサキ」が無くても自然と多めになる。
ラッキースタジアム1枚
スタジアム破壊兼ドロソ。元々「マサキ」の枠をこれに変えた。「マサキ」に比べると安定性に欠けるのは否定できないが、それでもスタジアムとドロソを両立しているのはえらい。
多少事故っても誤魔化せる事の多い「キングドラ(neo3)」だからこそ出来ること。
ポケモン交換おじさん4枚
ポケモン育て屋夫婦1枚
礼儀作法1枚
サーチカード6積み。これもスイカブログの影響でやってみたがかなり安定した。(元の方は礼儀作法2,枚夫婦0枚)グドラは若干事故ってでも1匹目をたてるのが重要なのでこの配分は非常に使いやすかった。
夫婦のメリットは進化カードサーチが入ってデッキのサーチカードのバランスがよくなり進化ラインが揃いやすくなったことデメリットは1/4で2裏が発生し、実質サーチカードが1枚減ってしまう可能性があること。安定したカードを使いたい思考なら礼儀作法2枚の方がいい。ここは好みの問題だと思う。
ポケモンセンター4枚
グドラを粘り強く戦わせるカード。殿堂0なので当然4積み。他にもドードリオラインに貼ってしまったリサイクルエネルギーを回収するのにも使える。
「ウツボット」のエネルギーをトラッシュしてしまうのは弱いが後述する超エネルギー回収があるので枯渇する危険性は少ない。
夜の廃品回収1枚
今回は1枚あれば十分、序盤にオーキドでトラッシュしたグドララインを戻したり、倒されたグドララインさえ戻せば問題ない。サイド6枚分フルでキングドラとウツボットは用意できないがそこまで行く試合はあまり多くないと判断し、今回は1枚にした。
そこまで追い詰められてるってことは相性悪い不利対面って事なので切っても問題ないと思った。
超エネルギー回収1枚
環境メタ兼「ポケモンセンター」と組み合わせて使うカード。この環境は「超エネルギーリムーブ」や「エネルギーリムーブ」が大量に飛んでくることが予想されるためそれを対策するために入れておいた。それ自体は「キングドラ(neo3)」だけでもメタることは可能だがそういった相手は強いポケモンを採用することが困難な構築なっておりウツボットKOを取るチャンスのため可能であれば「ウツボット」で倒したい。実際超リムウツボットデッキをカモることに成功した。
突風1枚★2
ウツボットKOを稼ぎやすくするために採用。実際「キングドラ(neo3)」でだくりゅうして相手のマダツボミにダメカンを貯めて突風で呼び出してウツボットKOを取る動きは強力だった。
リサイクルエネルギー2枚★2
普段のグドリオなら1枚で済ませる事が多いと思われる(知らんけど)今回は基本エネルギーがとても大事なので基本エネルギーをなるべくトラッシュに送らないように1ターンでも早くリサイクルエネルギーを手札に引き込みたくて2枚採用。
それともうひとつ理由があり、今回は「ウツボットorエリカのウツボット」でバトル場にエネの無いアタッカーを呼び出して縛るデッキが出てくることが予想される。その対面で「ドードリオ(ジャングル)」が2枚出せていない時にバトル場に1枚「リサイクルエネルギー」を貼ってにげ用にリサイクルエネルギーを1枚手札確保しておけば「ウツボット」が縛られても即座に逃げれるという使い方が出来る。また、ロケット団特訓ジムで縛ってくるタイプのデッキにも対抗しやすくなる。
基本草エネルギー6枚
「水エネルギー」をタッチして「鋼エネルギー」対策する方法も考えたが、今回は「鋼エネルギー」の点数が2点になっており、鋼ポケモンが全て使用不可能なため「鋼エネルギー」を使ってくる構築に当たった場合は運が悪かったって事にして完全に「水エネルギー」を切った。
結果的に「鋼エネルギー」入りのデッキには当たらなかったので正しい判断だった。
気になった点は序盤に「シードラ(neo1)」で殴れない点だが、盤面を完成させるために「シードラ(neo1)」を大事にするデッキになったという見方も出来るので悪いことばかりでは無かった
実際の環境
で、実際どういう環境だったかと言うと…
タケシのロコンは(見間違いじゃなければ)一人しか居なかったしその人はプラスパワーを採用していなかった…
これによりメガバナをワンキルするものがおらず、上位に上がっているデッキは基本的にフシギバナを軸にしたデッキが多い印象だった。
このデッキもベトンを使わない故にメガバナへの勝ち筋が薄く2回戦で踏んでしまい負けてしまった…
しかしそれ以外の3試合でしっかり勝てた事、ウツボットKOを全試合合計で4回も決めたこと、ルギアチームが皆爆死してくれたこと
これらが重なり1試合負けたのにも関わらずルギアチーム総合1位になることが出来た。
ちなみに対戦相手はわるクロボットやリムボットがいて事前に自分が考えていたデッキだったためかなり戦いやすかった
最終戦であえて賭けを1にして味方の爆死に期待する作戦を取り余裕が持てて本当に良かった。
本来ならルギアチームを勝ちに導くためには全賭けしないといけない場面だがどうせルギアチームは勝てないし、そもそもそんな勝利に1ミリも価値を感じなかったのでチームメイト全員を裏切ってこの作戦を取った
実際落ち着いて戦えて良かったと思う
…いや、振り替えると4回戦は勝ったとはいえプレミ多かったな…エネルギーの貼り先とかめっちゃミスってた…もしや全賭けしてても変わらなかったか…
環境の考察はズレていたが、ちゃんとウツボットKOを狙いつつ勝てるデッキとして完成度の高いものしっかり組めていたことがルギアチーム総合1位に繋がり豪華景品を貰うことも出来て凄く満足のいく内容だった。
あとがき
謎の弱小カードウツボット、今回一番面白かったのはこの特殊環境を皆はどのように捉えるかが、見てて面白かった。
ウツボットを活かすもの、ほぼウツボットしか居ないデッキを握るもの、ウツボットが居ることを利用して潰すもの、様々な人が居たが、ここに明らか強いタケロコワンキルを握る人が一人も居なかったのはやっぱり皆この環境をワンキルで終わらせるようなことをしたくないという気持ちやウツボットが活躍するところを心のどこかで見たがっていたのではないだろうかと勝手に思うのだった。
また、今回のグドラボットは実は高槻殿堂用に組んでいたデッキをアレンジしたもので、そっちは「ようかいえき」ではなく「さそうかおり」を活かしたデッキとなっている。いつか高槻の大会にも出したいと考えているのでそのときはよろしく。
今回自分のルギアチーム総合1位に貢献してくれた神ルールのチーム戦だが、次回があるならは廃止するらしい…
自分的にもその方がいいと思う
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