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改めて傘の使い方 (閉じた傘)

子どもが閉じた傘の正しい持ち方を習う機会は少ないと思います。なぜなら、大人でも閉じた傘の持ち方は十人十色だからです。安全に登下校するためにはどのような持ち方がよいのでしょうか。

横向き

後ろの人に傘の先端が当たる危険があります。この持ち方で横を向いたときに自転車に当たれば、自転車を運転する人も大きな事故に巻き込まれます。大人がこの持ち方をすれば、子どもの目に当たる危険もあります。

斜め

後ろの人に傘の先端が当たる危険があります。後ろに人に不愉快な思いをさせます。また、傘の先端が割れているなど当たり方が悪ければ、怪我をさこともあります。

引っ掛け

傘をかばんなどに引っ掛けた場合、傘が常に下を向いていればよいです。しかし、振り子のように揺れる場合は、相手に傘が当たり危険になる場合や不愉快に思わせる場合があるため好ましくありません。

引きずりトントン

傘を引きずったり、トントン地面を突いて歩くと先端が痛み割れやすくなります。引きずった結果、前の人が傘を踏んで転倒する危険があります。トントン地面を突いた結果、グレーチング等の隙間に傘の先端がはまり、転倒、あるいは、急に歩きを止めたことによる後ろから追突される危険が高まります。

足下向き

傘の先端を自分の足下に向けるように調節することで、相手を怪我させる危険がなくなります。長すぎる傘は腕への負担が大きくなるため、本当に必要な長さなのか、通学距離等を考えて選択することも大切です。

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親子で閉じた傘の持ち方を話すとき

親子で、閉じた傘の持ち方を話すとき、まずは、子どもに自由に考えさせ、その後、横向き・斜め・引っ掛け・引きずりトントン・足下向きの中から話し合いの内容を参考に三択くらいにし絞って、周囲への気配りを考えながら再度、話し合うとよいと思います。

閉じた傘の持ち方の話し合いを通して、周囲への気配りを学ぶきっかけになると思います。


参考

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