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エクストラバトルの日3連勝!「新型アイアント」

こんにちは。CL東京に行く交通費もなく、シティリーグシーズン1にも抽選落ちした悲しみの中、唯一当選したエクストラバトルの日に参加してきました、くましんです。

〇エクストラバトルの日についての雑談

エクストラバトルの日の目玉はなんと言っても8人リーグ優勝者に配られるプロモカードですよね。あの「今までありがとうね、じゃあね...!!」って感じのイラスト自分もめちゃめちゃ好きです。ここ最近ツイッターにへばりついていたら、そのプロモカードの価格がとんでもないことになってることを知りました。今のところ2ヶ月間のみの開催で、参加回数にも制限があるので手に入れられる人ってかなり限られてくると思います。条件としてはたった3連勝するだけ、もしくはじゃんけん勝つだけで良いので大きな大会で何連勝もするより遥かに簡単ですが、それでも勝ち続けるのはしんどいですよね。

しかもレギュレーションはエクストラ。エクストラボックスが発売され、サンムーンシリーズからポケカを始めた人にもエクストラレギュレーションの汎用カードが手に入るようになりました。ですが、昔からポケカやってる人たちには分かると思いますが、そんな甘い世界じゃないんですよね、エクストラって。僕も一年半前くらい(レギュレーションが変わるちょっと前)にポケカを始めたばかりなのでXYのカードを少し知ってるくらいで、偉そうに語る気はありません。増してや最近はスタン一筋だったのでエクストラの環境なんかまったく分からなかったし、超越ガブギラとかいうデッキのせいで環境が蹂躙されていたので正直やる意味なくねって思ってました。

ところが数週間前に公式から一時的に禁止となるカードが発表されましたね。流石にこれはイベントとして成り立たないと思っちゃったんでしょうね。

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(引用:ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトより)

この処置のおかげで混沌のじゃんけんゲーはひとまず去りました。ただ、ここでまた問題が発生しますね。

環境デッキがさっぱり分からん!!

エクストラバトルの日に参加するに当たってどのデッキを参考にするのが良いのか、調べるにはまずCLのエクストラレギュで上位に入ったデッキを見るのが1番です!…ってほとんど超越ガブギラやんけ!!!ベスト8に入ったデッキを見てみると、超越じゃないデッキタイプはたった3つ。
・3神ゲコゾロ
・サナニンフ
・レシゼク

もちろんこれ以外にも、超越系のせいで日の目を見られなかったデッキはベスト8以下にたくさん埋まっています。そう考えると、この禁止処置がとられたことで様々なアーキタイプを作れるようにはなりましたが、環境を考察するにはとてもじゃないが時間がない!

前置きが長くなりましたが、そんな中で僕が選択したデッキは「アイアント」。多分ツイッターで探せばアイアントのレシピは出てきますが、そのアイアントとはまったく形の違う新型アイアントとなります。以降の部分はエクストラバトルの日が終わるまで有料でしたが、エクストラバトルの日も終わったので無料公開しました。

・アイアントデッキの強み

まずアイアントとはなんぞやという話なのでアイアントの紹介からします。

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(引用:ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトより)

使うのはもちろん上技です。1エネで最大4枚相手の山札をトラッシュすることができます。ということでこのデッキの勝ちパターンは相手のデッキ切れ、いわゆるLO(ライブラリーアウト)になります。
では、なぜこの特殊なデッキで3勝もすることもできたのか、その原因をこのデッキの強みとして自分なりに分析してみました。

○エクストラという環境
○明確な不利デッキが少ない
○メタ外のため対策をしている人が少ない
○新カードの登場
○一時的な禁止カードによる追い風

こんなもんですかね。1つずつ簡単に説明しようと思います。
○エクストラ環境
エクストラにはスタンよりも強力なカードが多数存在します。例としてプラターヌ博士やシェイミEXなどのドローカード、バトルコンプレッサーなどのデッキ圧縮カードなどです。これらのカードでゲームスピードが加速してるんですね。つまり相手のデッキが減るスピードも速い。したがってこちらも相手の山札に干渉してやることで少ないターンで相手の山を減らすことが可能です。

○不利デッキの少なさ
このデッキが苦手とするのはベンチへの干渉、つまりバラマキ系統やパラレルシティなどですが、TAG TEAMの登場でエクストラ環境にはほとんど存在しなくなってしまいましたよね。こちらがすることは相手の山札を削ることなのでタイプ相性などは関係ありません。またACE SPECカードである、いのちのしずくがワザの試行回数を増やしてくれています。よってポケモンを一体ずつ力業で倒していく現状ではアイアントはとても動きやすいのです。

○対策されていないこと
このデッキはなぜか対策がされていることがあまりありません。それはそうです、メタ外なのですから。しかし段々とこのデッキは日の目を見ることになると思います。対策の仕方の例は後述しますが対策がされていないとあっという間に山札を削られてしまいますので対策は必須になってくると思います。

○新カードの登場
新弾のカードが出ることで強化されるのはスタンのデッキだけではありません。エクストラのデッキも強化できます。今回、私のデッキのキーカードとなったのはヤーコン、スイレンのつりざおの2枚。これらのカードでアイアントの動きはさらに安定、かつ強力になったと思います。ちなみにヤーコンを使うという発想は後輩からいただいたのでドヤ顔はしません。

○禁止カードによる追い風
リセスタやしまめぐりのあかし、ザクザクピッケルなどの禁止により様々なデッキが息を吹き返したわけですが、その中にちゃっかりいたゲーチスも禁止となりました。ヤーコンを主軸として使うこのデッキには天敵ともいえるゲーチスですが、このカードの禁止により自分の理想的な動きが遂行しやすくなりました。マチスの作戦が禁止となったのはちょっと痛いですけどね。

これらの理由からアイアントは今非常に強いデッキだと考えています。

・環境予想

先ほども言いましたが、僕はエクストラの環境に詳しくありません。3神の登場でゲーム速度がさらに加速しそうだなって感じです。ですのでめちゃめちゃ浅い考察になっていることはご了承ください。

Tier1 サナニンフ レシゼク
Tier2 ゾロラッタ ゲコゾロ ウルネク
Tier3 レシリザ アイアント 3神チャーレム
(もう他のデッキタイプ分からん)

○サナニンフ
スタンでも普通に使われているサナニンフ。エクストラになるとフレフワンの特性のおかげで、一撃で落とされなければ無限に生存できるサナニンフが出来上がる。しかもワンダーエネルギーの効果でラッタのワザの効果を受けないためゾロアークはかなりしんどい、多分。フェアリータイプのため3神やレシゼクの弱点をつけるのも大きい。
フレフワンはエクストラボックスに入っていますがワンダーエネは入ってないので少し意地悪だなって思いました。

○レシゼク
ダブルドラゴンエネルギーとホウオウEX、ピーピーマックスなどがあることで後1で270点ぶっ放せるやばいやつ。ギラティナEXや3神もダブドラのおかげで一緒に採用できるので器用な立ち回りが可能。
ギラティナEXがエクストラボックスに入ってないだけなので頑張れば新規勢も組めそう。僕は持ってない。

○ゾロラッタ
少し前までエクストラといえばゾロアークだった。しかしマチスが禁止となったことでライオットビートの火力がものたりなくなってしまった。そこで最近組まれているのがラッタとどくさいみんこうせんを使いワンパンさせていくコンボ。また、タマタマによる様々な恩恵はやはり強力なため使う人は少なくないだろうと予想しました。
エクストラボックスにも必要なカードがほとんど入ってるしゾロアークも安くなってるので簡単に組めそうですが、どくさいみんこうせんとラッタラインが入ってませんね。B●●K ●FFへ急げ!!

○ゲコゾロ
ダークパッチ、ダークライGX、バトルコンプレッサー、ピーピーマックスなどで場にエネルギーをためまくり、ゲコゾロでとんでもない火力をたたき出すお化け。最近はダブドラと3神などを起用して様々なシナジーを得ている。
ほとんどのパーツがエクストラボックスに入ってるので初心者も組めそうですが、CLベスト4のデッキにはトロピカルビーチが入っているので丸パクリはほぼ不可能でしょう。

○ウルネク
ウルネクっていっても非GXのほうでプロモじゃないほうですよ。ワザが非常に強力ですがエネと特性に難点がありスタンではほとんど使われていなさそうですが、エクストラではダブルドラゴンエネルギーとサイレントラボによりまるっと解決できちゃうんですね。ダストダスやオクタンと組まれていることが多いようです。CLでは使用者が多かったようですが上位に見られなかったあたりまだまだ研究段階なところかもしれませんね。超越がいなくなったので普通に強そうです。

○レシリザ
スタンでの頂点はエクストラでも強いのだろうか。スタン勢がエクストラボックス買ったら組みそうな感じしますよね。鍛冶屋やボルケニオンEXにより強化されたのかもしれません。しかし動きが窮屈そうなのであまり使う人はいないだろうと予想しました。

○3神チャーレム
公式の動画であがってたので一応書いておきました。確かに強そうですがこちらも動きが窮屈そうなのでTier3にしました。ちなみにアイアントデッキとは最悪の相性となっております。

ということで、タッグがトップにいる環境であることを予想し、お互いがお互いを一撃で突破することに重きを置いた構築となっているだろうと考察しました。つまり非エクはあんまり考慮されていないのかなと。オルタージェネシスでいけるやろって思われてそうですね。僕もそう思います。

・デッキレシピ、回し方

環境考察をし、友人から様々な助言を受けて出来上がった構築がこちら。

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(引用:ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトより)

回し方としては初手にアズサを使ってアイアントを並べてあとはヤーコン撃ちまくって己と相手の山を掘っていく、これだけですね。ポイントになるのはやはりACE SPECのいのちのしずく。このグッズをいかに使いまわしていくかが大事となりますが、そこで活躍するのがスイレンのつりざお。やられたアイアントといのちのしずくを同時に山札に戻して再利用できます。山に戻ったアイアントはネストボール、しずくはぼうけんのカバンやヤーコン、ねがいぼしで引き込みます。こうやって相手にサイドをとられることなく山札を削ることができます。いたずらスコップやロケット団の工作をはさむことでより効率的に相手の山札を枯らしていけます。

・採用理由、改善案

では1枚1枚の採用理由を書いていきたいと思います。

○アイアント 4枚
メインポケモン。場にいるだけ相手の山を削るので文句なしに最大枚数投入します。

○ジラーチ 2枚
デッキを回すにあたってとても良い働きをしてくれるポケモン。ぼうけんのカバンを採用していることもありエスケープボードが引き込みやすいので入れてみました。ねがいぼしは偉大だと思います。3枚、もしくは4枚でもいいと思ってますが大会までに2枚しか見つからなかったので2枚になりました。ちなみに当日は3戦ともジラーチスタートでした。

○スイレンのつりざお 4枚
いのちのしずくとアイアントを無限に使いまわせるようになるグッズ。エコアームとタンカの中間を担ってくれているようなものなので使いやすい。しずくを無限に使いまわしたいので4枚です。

○いのちのしずく 1枚
4枚入れれるなら4枚いれたい。非エクデッキにとって最強のACE SPEC。ザオボーに気をつけたい。

○レスキュースカーフ 2枚
つけたポケモンがきぜつすると手札に返ってくるどうぐ。サイドは5枚までならとられてもいいので、アイアントを大切に使いたいときに便利です。

○エスケープボード 2枚
ジラーチ採用なので必須となるカードです。カバンでアクセスしやすくなっているのでスムーズに動くことができます。

○ぼうけんのカバン 2枚
ポケモンのどうぐが5枚採用されているので序盤に使っても強い、スイレンのつりざおでもどしたのを持ってくることができるので最初から最後まで使える。汎用性に富んでいるので2枚です。

○改造ハンマー 2枚
エクストラは基本的に特殊エネが多いので割ることができます。場の特殊エネルギーを落としながら山札のエネルギーを落とす芸当も可能なのでアイアントが生き残ることもしばしば。エネルギーをなくすことで相手が山を掘ることも促せるのでLOにもつながります。

○カウンターキャッチャー 1枚
軽石のついていないポケモンを呼んで地蔵させたかった。有効に使えた場面は少なかったので0でもいいかもしれないです。

○いたずらスコップ 4枚
お手軽に相手の山札を削れるグッズ。ヤーコンで引き込めるので強い。純粋にLOに繋がるので最大枚数で良いと思いました。

○トレーナーズポスト 4枚
このデッキのほとんどがトレーナーズのため何かしらは持ってこれます。が、初手にアズサを使えた試合が3戦中1戦しかなかったので、確率をあげるためにもポケギアにしても良いと思いました。

○時のパズル 4枚
ヤーコンと相性の良いカード。戻すカードは状況によりますが、アイアントやいたずらスコップ、いのちのしずく、エネルギー回収などが多かったです。手札に戻せるのはやはり強いです。

○バトルサーチャー 4枚
ヤーコンを使いまわしたり、ロケット団の工作を連打したりします。ヤーコンから次のサポートに繋げられるので4枚です。

○ネストボール 4枚
基本的にはアズサ+ネストでアイアント4体+ジラーチの盤面を作ったり、後半にスイレンのつりざおからアイアントを戻したりするのに使います。初手にアズサを使えなかった時のケアにも使えるのもあって結構足りなくなることがあるので4枚です。

○はかせのてがみ 2枚
このデッキはエネルギーが5枚しかないのでサーチ手段として使えます。後1、もしくは先2で確実にワザを使いたいので2枚にしました。

○エネルギー回収 1枚
エネルギーが5枚では明らかに足りませんがこのカードのおかげで実質7枚となります。時のパズルで使いまわせるので1枚で良いと判断しました。サイドに落ちると結構厳しいので2枚でもいいかもしれません。

○ハイパーボール 1枚
本当はここレベルボールです。なぜか持っていなかったのでしぶしぶハイパーボールになりました。ネストだけでは足りないと思ったので1枚だけ足した感じです。安定感増したと思います。

○アズサ 4枚
初手に必ず使いたいので最大枚数です。アイアントを並べましょう。

○ヤーコン 3枚
このデッキを回す上でとても大きな役割を果たすカード。7枚全部手札に加えられたりするのでとても強い。アズサ使ったらしばらくはヤーコンを使いましょう。サーチャーがあるので3枚にしました。

○グラジオ 1枚
この枚数はしくじりました。アイアントが1枚でもサイドに落ちるときついし、いのちのしずくやエネルギー回収も一緒に落ちると相手の山を削りきることが厳しくなるので2枚にすべきだと痛感しました。

○N 1枚
相手の手札を減らして動きを阻害します。デッキ枚数増えたー、とか言って喜んでる人にはキーカードたくさん落として泣かせてあげましょう。エリートトレーナーとの選択になるかなと思います。

○ロケット団の工作 1枚
ヤーコンばっかり使ってるとこっちがLOしてしまいますので、タイミングを見計らってロケット団の工作をうちにいきます。スコップやワザと合わせて1ターンにかなりの枚数をトラッシュすることが可能です。コイントスの練習をしましょう。

○混沌のうねり 1枚
特に使いたいスタジアムもないんですが、サイレントラボなどは使われたくないためこのカードにしました。2枚にしても良いかもしれません。

○基本鋼エネルギー 5枚
あまり多く入れてしまうのも事故につながるのでこの枚数としました。ヤーコンのトラッシュ対象となってしまうのではかせのてがみで先に救出しておきましょう。


●改善案
使ってみた感想としてはまだまだ改善が可能であると思いました。そこで自分なりの改善案を提示しようと思います。あくまで例であり、実際に採用したレシピを試したわけではないので、改善理由は是非考えてみてください。あ、ポケモンレンジャーを採用しなかったのはオルタージェネシスに対して都合よくうてるのかという疑念と、ロケット団の工作でとにかく山を削りにいったほうが良いのではないかという理由です。実際はレンジャーないと流石にきついので採用した方が良いと思います。

○ジラーチの追加
○ホルビー(ほるほる)の採用
○ブロアーの採用
○ポケギアの採用
○カウンターキャッチャーの除外
○ポケモンレンジャーの採用
○エリートトレーナーの採用
○グラジオの追加
○うねりの追加

・対戦記録

たった3戦しかしてないのでなんの参考にもならない気がしますが一応載せておきます。

1戦目 VS.ズガドーンアーゴヨン ○
後攻。ジラーチスタート、相手はズガドーンスタート。初手にアズサをうてないので仕方なくNを使う。ネストとねがいぼしで頑張るもアイアントは2体ほどしかたてれない。ここでアイアントを失うのはきついのでジラーチをもう一体だしてターンエンド。相手はアーゴヨンをたててジラーチを倒す。2ターン目にアズサを使いアイアントを並べたところでいのちのしずくを張り山を削ります。相手はとにかく前のアイアントを倒しに来るのでスイレンのつりざおを上手く使って無限に山を削ります。途中エネルギーがなくなってパスすることもありましたが、最後は時のパズルでいたずらスコップ2枚を回収し山を0にして勝ち。

2戦目 VS.ゾロラッタ ○
先攻。ジラーチスタート、相手はテテフスタート。この試合は初手アズサを使えないどころかサポートが使えない。ベンチにネストでアイアントを出してターンエンド。ちなみにこの時アイアントといのちのしずくがサイド落ちしてることに気づいて泣きそうになった。2ターン目、何とかアズサにさわれたのでアイアント3体でスカーフをつけて山を削ります。相手はマインドジャックで狩りに来ます。スコップ、工作、改ハンで相手の動きを阻害しながら頑張りますがやはりきつい。と、そこで相手がスペシャルチャージでニコタマとサンタマを戻しアクロマで引きに行くがひけず。そしてこちらのワザで2枚とも山から落とすことに成功。改造ハンマー2投が功を奏したこともあって相手のエネルギーが足りなくなったとのことで投了もらって勝ち。

3戦目 VS.レシゼク ○
先攻。ジラーチスタート、相手はホウオウEXスタート。初手にアズサを使うことができ、スコップでレシゼクを落とし、盤面が完成したので満足してターンエンド。オルタージェネシス言われて終わりやんけと思ってましたが、相手はワンダータッチからプラターヌでダブドラ2枚とギラティナEXをトラッシュに送ったことを確認。この時点で勝ちを確信しました。結局3神にアクセスできなかったようでターンエンド。こちらはヤーコン使いながらスカーフつけたアイアントで削ります。相手はさらにプラターヌで山を掘り進め、3神にハチマキを巻きダブドラを貼ってオルタージェネシス。ここが相手のミスですね。こちらは改ハンでダブドラを割り、相手の3神が動けなくなりました。ハチマキを付けたので軽石がつけれなくなってしまったのでこのまま相手の山を削りきって勝ちました。

この対戦結果から分かる通り、この大会ではアイアントとの戦い方を知っている人がまったくいませんでした。2戦目のゾロラッタの人は知り合いだったので、ある程度は戦い方を知っていましたがデッキの相性がこちらに分があったので勝てたって感じです。

・対アイアントの有効手段

ここまでいろいろ書いてきましたが、さあみんなアイアントを使おう!とはならないわけですね。これを読んでくださっている方はほとんどがどうやってこのデッキ倒せばええねんと思ってるのだと思います。ということで私や友人がアイアントデッキを回していてこれをされたらキツいなーっていうカードだったりプレイングだったりを紹介したいと思います。これもあくまでも一例に過ぎません。

●カードでの対策
○ザオボー
アイアントデッキの強みはやはりいのちのしずくを無限に使いまわしてくることです。グズマやフラダリで後ろを引っ張ることにも限界があります。よっていのちのしずくをロストゾーンに送ってやれば良いわけです。そこでお手軽なのがザオボーになります。どうぐだけでなく特殊エネルギーやスタジアムも割れますので汎用性は高いほうだと思います。サーチャーにも対応してるので山からトラッシュにいっても安心です。

○フィールドブロアー+キリンリキ(ロストおくり)
理屈はさっきと同じです。キリンリキの利点としては相手のサポート(Nやオカルトマニアなど)のサーチャーによる再利用を防ぐこともできるところがあります。ワザの権利を使うのでシビアではありますが無色で使えるし一枚あると便利かなと思います。枠は作りましょう。

○ギラティナEX
3戦目で、相手がギラティナEXをトラッシュしたとき勝ちを確信したと言いましたが、その理由はギラティナEXがぶっ刺さってるからですね。どうぐが使えなくなるのでいのちのしずくもレスキュースカーフもつけれません。アイアントをワンパンなのでカオスウィール連打でアイアントは死滅します。ゲコゾロやレシゼクデッキには入ってると思うのでこいつを使ってみましょう。

○サイレントラボ
ジラーチが機能しないと結構きついのでサイレントラボを無理なく入れれるならたくさん入れましょう。

○フラダリラボ
エクストラではなかなか見ないカードですがいのちのしずくの効果が発動しないのでおすすめです。

○パラレルシティ
アイアント側のベンチにはアイアント3体とジラーチがいるのでアイアントかジラーチのどちらかを除外できます。おそらくアイアントをトラッシュすると思いますが、そのターンにバトル場のアイアントを倒せば盤面から2体アイアントがいなくなることになるので相手の立て直しの要求札を増やすことができます。ちなみにウソッキーでは意味がないです。

○ジュジュペ&ハチクマン
新カードですね。このアイアントデッキはヤーコンにより己の山もだいぶ削れますので、ジュジュペ&ハチクマンでむしろLOさせることも可能なんですね。さらに追加効果でパラレルシティと同じ効果を与えられるのでめっちゃ刺さると思います。自分にもベンチの制限がきますがデデンネやシェイミをトラッシュすればいいだけですね。サーチャーで使いまわせるのも強いですがリスクに気をつけて使いましょう。

実際環境デッキにスムーズに入れるとなればこんなもんしかないと考えています。

●デッキ単位での対策
○オーロット
グッズ使うデッキなんやからグッズ使えなくさせればええやろという発想。最近数を減らしていますが普通に強いですよね。加えてバラマキ系なのでアイアントは死滅します。

○3神チャーレム
オルタージェネシスうってからチャーレムでアイアントを狩り続けることができます。無理。レンジャーでオルタージェネシス消したとしてもチャーレムが無理。

○ドンカラス
全然見ませんがどうぐ、スタジアム、特殊エネ封じられるので強力ですよね。

アイアントに勝てても他のに勝てなきゃ意味ないのでデッキ単位での対策はさらなる工夫が必要かもしれませんね。

●プレイングでの対策
普通にプレイしていればアイアントにはまず負けます、なのでいくつか気をつけるべきポイントがあります。

○Nの温存
サイドをとっていけばNで引ける枚数が減ります。盤面が完成したら終盤にNを使うことで山を増やして相手の試行回数を増やして時間を稼ぎましょう。サーチャーやテテフも使いすぎないようにしましょう。

○プラターヌの使用を控える
プラターヌは最強のドロサポですがアイアント側からすればおやつです。山がどんどん削れていくのでどうしてもキーカードを引かなきゃいけないという場合を除いてプラターヌはあまり使わないようにしましょう。

○狙うべきはジラーチ
ジラーチを潤滑油として機能させているので、ジラーチを落とすことが長期的に見たときに山札の枚数の温存につながります。アイアントを落とさないと2回ワザを使われてしまいますが、それは必要経費だと考えましょう。ヤーコン使われまくるとデッキが圧縮されていますので早めにジラーチを狙いましょう。

短い使用期間でしたが使ってみたうえでの感想は以上になります。割と知っていれば対策はできるのではないでしょうか。一気に4枚を山から削るというのは強力ですが先を見据えたゲームプランをたてることができれば攻略は可能であると考えます。

・あとがき

ここまでご覧いただき本当にありがとうございました。また、noteに未だ書き慣れておらず、読みにくい構成であったことをお詫び致します。私自身知名度というものはまったくありませんので、この記事がどこまで影響を与えてくれるのか想像もつきません。ですがこれを読んでアイアントを使いたくなった!や、アイアントへの立ち回りがやっと分かった!など、皆さんの力になることができたら幸いです。私が提示したアイアントへの対策に、さらなる対策をすることができたらアイアントは無敵になりそうですね。

普段サイドをとりきることに全力を注いでいるそこのあなた、こういう勝ち方を知ってしまうとなかなかハマってしまいますよ...(笑)

というわけでこの記事はここまでにしたいと思います。エクストラバトルに参加される方々に勝利が訪れることを祈っています。高額カードがかかっていますが、是非楽しむ心だけは忘れないようにお願い申し上げます。

それでは。

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