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出版社紹介/信陽堂

信陽堂さんは、『毎日のことこと』、『セツローさんの随筆』、『夏みかんの午後』、『三春タイムズ』などを出版されています。
わたしは信陽堂さんの本は、京都の小さなカフェ「yugue」さんで読んだ『ちいさないきものと日々のこと』がはじめての本でした。
深夜のランプの仄暗い店内で、小さなその本を読んだのですが、飼い主たちの哀しみとちいさないきものたちの愛があふれるほど書かれてあり、胸が詰まりました。
後々思い返すと、なんとも夢のような時間でした。
この本は、その時期に愛犬を亡くしたいとこにプレゼントしました。

そんな時間をくれた本を作り出している出版社、信陽堂さんのHPに、

「背中をそっと温める手のぬくもり
遠くからあなたを見守る眼差し
いつもはげましてくれる友だちの言葉
小さな声でしか伝えられないこと
本とは
人のいとなみからあふれた何ごとかを
はこぶための器」

という、詩のような文章がありました。

「私たちが作るものが、ひとりひとりの、人のいとなみから溢れ出た何ごとかの器となれば。」

信陽堂さんの本は、まさにそんな本ばかりなのです。
読んだ本は、わたしだけではなく、わたしのまわりの人にもお伝えしたい、人へと渡したい本ばかり。
信陽堂さんのロゴマークは永井宏さんの絵なのだそうですが、その雲=クラウドのように、たくさんの人に共有されていってほしいなあと思います。
まずは、手に取って、その雲のような思いを共有してみませんか?

(いわい)

#信陽堂
#ちいさないきものと日々のこと

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