時の流れに身を任せ

先の見えない世の中で。
自分はどこに向かっているのか、
向かっていけばいいのか分からなくなる時がある。

人間は今起きている悩みが最大だと思う。過去一悩んでしまう。
だけど、悩みはその都度変わる。
新たな悩み、新たな悩みと変わっていく。

だから、今が全てだと思わなくていいのではないか。

こんな諺がある。

「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」

意味:人生は良いことも悪いことも予測できないこと。
   幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるか分からないのだから
   安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。
   また、人生において、何が良くて何が悪いのか後になってみないと
   わからない。

↑これと似ているなと思う宮沢賢治の言葉。

「何が幸せかわからないです。
 本当にどんな辛いことでも、それが正しい道を進む中での出来事なら、
 峠の上りも下りもみんな、本当の幸せに近づく一歩ずつですから」

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より

その時、その時
自分が良いと思った選択を繰り返していく。
本当に進んだ方、進んだ方にしか分からない。
先を見据えすぎることなく、今日できることを頑張りたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?