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「狂い月」考察

初めまして、キマ。と申します。Yahooのブログが気づいたら終了していたのでnoteさんの方に改めて掲載しようかなと思います。
まず先に3色ぱんさん「狂い月」の公式サイトはこちらhttps://3colors-bread.com/kuruiduki/

※ネタバレを含みますので苦手な方はブラウザバック推奨です。
※あくまでも個人的な考察と解釈なので口を挟むことは御遠慮ください。

こちらのゲームはリリースされてからもう4年くらい経っていますがそれでも劣らないくらいクオリティが凄く、ストーリーも物凄く好きなゲームになっています。実際にもプレイもして実況者さんの実況も見ていますのでその後に考察を見て頂けると幸いです。

まず何故このゲームに興味を持ったか、キッカケはというと1番好きな実況者さん「最終兵器俺達」の「キヨ」さんの動画から始まりました。総集編は約4時間という長めになりますが見て頂けると1回で全てのENDを見れますので是非。
Part1 https://youtu.be/2zQgiIa67Rw
Part2 https://nico.ms/sm28585187?cp_webto=share_others_iosapp
総集編 https://youtu.be/G-gXirMbzFY
チャンネル https://www.youtube.com/user/KIYOisGOD

そしてあまりにも好きすぎて布教してしてしまった1番好きなVtuberさんの「U*Vi」の「夢百合ゆう」さんにやって欲しいと頼んだ所快く了承して下さりました。みれた時は嬉しかったです。こちらはノーマルENDだけですがゆうさんもリスナーさんも初々しく初見の気持ちで見て頂けるので是非。
配信 https://youtu.be/uik1wjhgGAI
チャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0vQm3m6pqnhecbyF3kKhfg

…好きな方たちの話は置いておいて、まず何故、「狂い月」を好きになったのかという理由、それは先程も書いていますがとにかく!
1 クオリティが高いと言うこと。
2 キャラのグラフィックと途中から出てくる挿絵(短めのムービー)が綺麗。
3 場面展開のBGMが雰囲気とマッチしている
4 ストーリーが充実している
という所ですかね、1番好きなフリーゲームなのでめためたに褒めちぎってますがお気になさらず。文句なら上のリンクから飛んで見てから言ってくれ。でも異論は認めませんので御容赦を。

では早速個人的に気になるところ…もとい考察をたててみます。恐らくプレイした、又はみた方も気になるところをアップしてみました。

1 響也を殺したのは誰か。
2 満(翔)はどの辺で記憶を(自分を)思い出したのか。
3 最後にカギを閉める際に満(翔)の後ろにいた人物は誰か。
4 満(翔)は何処のカギを閉めたのか。
5 何故閉めたのか。のと大体のまとめ。

1 恐らく梢さん(最後に追いかけっこした人物、呪いの権化)かと思われます。理由は少し考えるのが難しいのですがあの状況下で響也を殺せたのは彼女しかいないのではと思います。梢さん以外の人物で仮に進や翔(満)出てきたらなんで!?てなりますし次の舞台に転換されるに梢さん以外はありえないと思っています。あとは何故殺されたか。それも何となくですが今まで邪魔なものも排除(殺した)してきたので響也(もとい狂也)が月の呪い(穢れ)に侵されたので当時屋敷で呪いにかかった人物達と同様とみなしたのかなと思います。

2 完全に自分だと思い出したのは恐らくTrue endで満に「かえして」と言われた時だと思われます。Normal endで亡くなったのが翔だということに何も疑問を抱いていないのが個人的に引っかかったのでそうなんじゃないかなと思います。あの瞬間までは自分が満であると思っていたのではないでしょうか?このままNormal endで進むと満(翔)は自分が翔だということを思い出さないで満のまま日常を送ることになるでしょう。

3 こちらも恐らく梢さんかと思います。あの時に翔は「僕自信が愛してもらえないなら、愛されている満になれれば…」と願った、思ってしまったのではと思います。梢さんも「何故私は秋人さんに愛されないの?こんなにも愛しているのに…秋人さんに愛されている小夜子さんのよになれれば…」と願った、思ってしまったかのように。それに同情したのか、自分と同じだと思ったのか分かりませんが当時の翔は梢さんに殺されずに屋敷から出られたのではないかな、と思っています。

4 彼岸花の部屋の鍵かと思います。閉めるムービーでよくよく見てみると鍵の構造、形、あしらわれている紋章が一致します。思い返してみて何故そもそも満がいるのに彼岸花の部屋の鍵が閉まっていたのでしょうか?明らかに不自然かと。彼岸花の鍵が花瓶(壺?陶器?)から出てきたことにより、当時の翔が意図的に彼岸花の部屋の鍵を閉め、適当な花瓶に鍵を隠したのではないか?と思います。
5 クローゼットに満を閉じ込め、その後に交通事故にあったのは翔です。また、その交通事故は故意によるものかなと思う…というより資料室の人物設定にあります。
ムービー(挿絵)や進の回想を思い出してみてください。当時、母親の愛情に恵まれ、周りの友達にも恵まれ、とても明るい性格な兄の満。それに反したかのように母親の愛情には恵まれず、友達との関係も上手くいかず、虐められていて、満とは正反対に性格も暗い弟の翔。
満に対して心は開いているが、翔はそんな満に嫉妬の念があったのではと思います。
「僕も兄のように…満のようになりたい。」…
翔が満をクローゼットに閉じ込めたことから翔にとって「これが僕が満になるチャンスだ。」と思ってしまったのではないでしょうか。
その後に交通事故にあい、「当時の翔としての記憶」を無くした、忘れさせたのではと思います。True end回収するに必要な「翔のキーホルダー」を満の亡骸に返したことによって回想で「翔のキーホルダー」を探していて、幽霊となった満が自分がずっと「満」ではなく、「翔」として。(満視点で)翔が今まで「翔」ではなく、「満」として全員に認知されていたことに気づいてしまった…のではないでしょうか。
冒頭とNormal endにクラシックをよく聴いている、耳に馴染む理由は翔がよくピアノを弾いていたからではなく、自分が翔自身だから。クラシックが自分の耳に馴染むことにも繋がります。

最後のムービーで「かけちゃったね…」と翔がニヤッ…と微笑んだのは「自分が翔ということを思い出し、満として生きている。」「昔みたいに虐められていた「翔」ではなく「満」になれたんだ。」という満に憧れていたのと嫉妬から解放されて願いが叶ったから最後に微笑んだのではないか。と思います。…初見で見た時は鳥肌が止まらなかったです。

最後に
ここまで、最後まで読んで頂きありがとうございました。如何だったでしょうか?考察を読んだあとにもう一度プレイするなり実況動画を見て頂いて、納得して頂けると嬉しいです。最初にも言ったようにYahooブログが消えてしまってホラゲの考察をもう一度同じ内容を書く…というのも少し気が滅入ってしまうので新しくプレイした物を書いていきたいと思いますしまたいつになるか分かりませんが気が向けば他の作品も書いてもいいかなぁと思っています。
また機会があればまたいつか何処かであいましょう。それでは。(・ω・)ノシ