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衝撃!井上尚弥選手の反応速度を超えた一瞬の踏み込み

井上尚弥チャンピオンのWBSSバンタム級トーナメントの初戦、
拳四朗選手の防衛戦を観戦しに横浜アリーナへ。

今回は拳四朗の後援会の方にチケットの手配を頂いた。
前から10列目ほどで非常に見やすい席だった。ボクシング観戦は遠すぎず近すぎないほうが、全体を俯瞰してみる事が出来ておすすめだ!
リングサイドは迫力はあるが、全体を見通すには少し離れたほうがよく見える。会場には少し前に到着したが、入り口も混雑していて今回の試合の注目度の高さが伺えた。18時に第一試合が開始され前座の試合からスタート。

2試合目からWBSSのスーパーライト級の一戦
WBA世界スーパーライト級チャンピオンのキリル・レリクと同級1位のエドゥアルド・トロヤノフスキーの試合が始まった。日本ではなかなか見れない中量級の世界戦とあって期待も高まる。しかし、試合自体はお互い拮抗したラウンドが続き見せ場が少なかった。ロシア系の選手はフィジカルが強く技術よりも身体能力の高さが特徴だ。細かな採点はつけていなかったが、終始前に出ていたチャンピオンのレリクが優勢に試合を進めていた印象だった。

そして、次はセミの拳四朗VSミラン・メリンドの試合となった。
会場も9割ぐらい席が埋まり熱も高まってきた。拳四朗はジャブを基点にスピードと出入りを活かしたボクシングを展開。メリンドも時折ビックパンチを放つが拳四朗の足が動いていたので捉えきれない。拳四朗がヒットアンドアウェイで終始ペースを握っていた。段々とメリンドも消耗してきてペースが落ちてきた。拳四朗は右も打ち込み攻勢をかけていく。
メリンドの動きが落ちて来た時にパンチをまとめていき相手も出血。
ドクターチェックが入りそのままレフリーストップ。正直なところ止めるのが早い気もしたが、このままのペースでいけば倒すのも時間の問題だった。
拳四朗は強い!ここ3試合KO勝ちが続いていて、ボクシングも進化している。ライトフライ級では頭ひとつ抜けてきたので、他団体のチャンピオンや階級を上げて来た京口紘人選手との試合も見たいところだ。WBSSがライトフライ級で開催されれば日本人にも多くのチャンスが訪れ盛り上がるのではないだろうか。

そしていよいよメインイベント。今回の試合ではWBSSの特別演出もあって、ライトアップや入場もひと工夫が加えられテンションも高まる。
会場のボルテージも最高潮となったところで選手が入場。
普段はチャンピオンが後から入場なのだが井上尚弥選手が先に入場。
後から入場した方が会場の声援も加わり相手にプレッシャーがかかるのだが…リングに上がる前に壇上で待たされていたのは演出としては良いが、選手には体が冷めてしまうので少し気の毒だった。

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